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「ゴーストインザシェル」 ルパート サンダース監督 米 ☓ NTS
士郎正宗原作のコミックを押井守がアニメ化、そのアニメを実写映像化しました。
「少佐」(スカーレット ヨハンソン)はサイボーグの肉体に脳だけは「ある人の脳」が移植されていました。そして記憶をコントロールされ権力に都合の良い「兵器」としてさまざまな任務を遂行していました。「敵の男」からある事実を告げられ「少佐」は混乱します。「自分は一体誰なのか」その秘密を探ろうとするのですが・・・。
猥雑で混沌とした未来都市のヴァーチャルな映像に対して丁寧に描かれる精密なアンドロイドロボットの製作場面、アクションシーンもさすがアベンジャーズ、そして物語は結構普遍的なテーマを描いていて初めての観客にも抵抗なく受け入れられる作品になっています。笑顔のないアンドロイドをスカーレット ヨハンソンが好演しています。
「過去に何をしたかではなく、今何をしようとしているか」が大切ですね。
タバコは、葉巻とかシガレットが出てきました。(☓)が、NTSです。
ところで、この作品を見ているときに停電のため(原因は後に知った)途中で映像が切れてしまい非常口のライトが点滅しました。その時の某シネコンスタッフの対応は後手後手で、危機管理の訓練がされているとは思えませんでした。それほど混んでいない上に常識のある大人の観客ばかりだったので騒ぎにはなりませんでしたが、非常口に殺到してけが人が出る危険性もありきちんとした対応をお願いします。