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「パピヨン」 マイケル ノアー監督 米、セルビア、モンテネグロ、マルタ合作☓☓☓
1973年製作で伝説となっている実際に起きた脱獄物語「パピヨン」をリメイクしました。
蝶の入れ墨があることからパピヨン(チャーリー ハサム)と呼ばれている金庫破りの名手はボスに嵌められて殺人罪で南米ギアナの孤島に収容されます。脱獄を企むパピヨンは、金を隠し持っているルイ ドガ(ラミ マレック)に近づきます。金を持っていることから他の囚人から狙われているルイを守る立場となり、二人の関係はお互いに奇妙な相互依存関係になるのでした。
旧作の印象が強すぎるため、なぜ今再び映画化の必要があるのか疑問ですが、人々が国家という牢獄に繋がれているということを考えると「脱獄」願望は常にあるのかもしれません。
もう一度、マックイーンとホフマンの「パピヨン」を観たくなりました。
タバコは、タバコ会社の宣伝映画で、金庫破りが本業なのにタバコを度々吸っているし、牢獄に入れられても結構自由な環境でタバコが手に入って堂々と吸っているし、3年独房に入っていれば禁煙できるだろうに禁煙せず。タバコで遊ぶ場面もあり「好意的に」描かれていました。(☓☓)1969年の機内では隣の乗客が喫煙しました。(☓)