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「イット ジ エンド」 R15+ アンディ ムスキエティ監督 米 ☓☓NTS
2017年スティーブン キングの小説を映画化した「IT それが見えたら終わり」の続編であり完結編です。
アメリカの地方都市で子どもが行方不明になる事件が再び起こります。27年前に解決したはずでしたが、「ヤツ」はまだ生きていたのです。「ルーザーズ(負け犬)」のメンバーが忘れていたあの地へ戻ってくるのでした。
27年経てばそれぞれ事情がある中それを乗り越えて集まりますが、彼らの身近なところで犠牲者が出てきます。ずっと故郷に残っていたマイクは「ヤツ」について研究しその呪いを解くために必要な儀式をするよう仲間を説得しますがその間にも犠牲者は増えていくのでした。
果たして真の解決はあるのでしょうか。
冒頭のお祭り場面で、ゲイのカップルに対しての壮絶ないたぶりと殺人行為が恐怖でしたが、その後は「やたら音で怖がらせる」「結局はエイリアン」もしかして「インディ ジョーンズ?」、その上169分という長尺が裏目に出て後半は怖いというよりは笑えるほどしつこかったです。同じ「ピエロ(クラウン)」でも「ジョーカー」の足元にも及ばない凡作でした。
タバコは、ルーザーズの紅一点が子どもの頃も27年後も喫煙者でした。(☓☓)