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「恋は雨上がりのように」 永井聡監督 ☓☓☓ 東宝
人気コミックが原作です。
陸上の選手だった橘あきら(小松菜奈)はアキレス腱の怪我で陸上を諦めファミレスのバイトに励んでいました。実は45歳の店長近藤(大泉洋)に片思いをしていたのです。男子のバイト仲間にも言い寄られていましたが橘は店長一筋で、思い余って告白してしまいます。魅力的な女子高生に告白された45歳のバツイチの男性はどう解決するのでしょうか。
面白いストーリーです。周囲の関係者をいちいち登場させない脚本がスッキリしています。「文学青年」という懐かしいキャラクターも活きています。山本舞香が演じた挑戦者もすごみがあって魅力的でした。
おじさんたちに無駄な期待をさせず、さわやかなラストも好感が持てます。
タバコは、文学青年=タバコのイメージが払拭されていないのか、大泉と近藤の学生時代の仲間で小説家役の戸次重幸が喫煙しました。特に居酒屋では二人だけが喫煙していて周囲の人に迷惑をかけていました。(☓)また、部屋の中は禁煙で窓を開けて吸うというのは近所には迷惑で大変な受動喫煙被害をばらまいています。同様にファミレスの事務所内でも窓を開けて喫煙していましたが事務所のドアが開閉するたびにホールにもタバコ煙が漏れ出しお客様に被害を出しています。(☓)
予告編でも大泉が喫煙する場面がありました。(☓)
タバコ以外でもひとこと。ファミレスの調理担当者が頭に何もかぶらず髪の毛が丸出しだったのは大変不快でした。前髪が伸びているとかの問題ではないと思います。