田原総一朗責任編集 2時間でいまがわかる! 絶対こうなる!日本経済竹中平蔵,榊原英資アスコムこのアイテムの詳細を見る |
2010年6月30日発売の本である。私のチョット好きな竹中平蔵氏と榊原英資氏の対談、司会は田原総一朗氏。景気、為替、株、成長分野、中国・・など。サブタイトルは「2時間で今がわかる」。ほんとに2時間で読めた。
印象に残ったのは、「デフレ不況に対する期待感のなさ」、勝間和代氏の本でも同じようなことが書かれていた。デフレ不況だから、内需が拡大しない、みんな貯金をする。ことにお金を持っているのは高齢者だ。もともと高齢者はお金を使わない、昔、100歳のきんさんぎんさんになぜ貯金をするのと聴いたところ、老後のため、と答えたという。高齢者がお金を使えば、カネが廻るようになり、不況も吹っ飛ぶのだが・・
要は、国民が将来の生活を不安に思っているからだ。それなら、政府が、消費税を上げて、医療や年金にいくら使って、どうなるから将来は心配いりませんよ、とわかりやすく図解してくれればよい。そんな話はまだ聴いたことがない。
また、個人のファイナンシャルプランを作るのも重要だ。ファイナンシャルプランがあれば、使っても大丈夫と思えるからだ。実は、私は老後はあまり心配していない。自分のファイナンシャルプランをEXCELでいつくも作ってあって、条件が変われば、すぐ修正してたちどころにグラフ化できる。
これも、資格取得の成果である。そういえば、ファイナンシャルプランナー資格が生活に一番役立ってるかな。