![]() |
山の知識検定公認BOOK 安全登山の基礎知識 増補改訂版 |
クリエーター情報なし | |
スキージャーナル |
日曜日は、研修の合間を利用して、奥武蔵探検隊に参加。朝9時にJR飯能駅に集合。10名といつもに比べ寂しい。添乗員さんによると直前にキャンセルが続出したそうだ。参加の注意書きに「冬場にしっかり練習した来た人だけが参加して下さい」となっていたそうだ。そうか、よく読まなかったなあ。タクシーで子の権現へ。ここは標高640m、大きなわらじと下駄がある。足の神様だ。桜が美しい。準備体操をしてスタート。登山初心者はいないようだ。お爺さんもいたが、槍の経験者だ。奥武蔵探検隊、いつもとメンバーが違うようだ。
また、このコースは健脚向きで、アップダウンが子の権現~伊豆ケ岳間で10回もある難コース。北アルプスに登る人の練習用だとか。日曜日とあって、登山者も多い。時折岩場も登場する。天目指峠475mまでアップダウンを繰り返し、全体としては下り。中沢の頭623m、高畑山695mと登り、昼食。まだ1/3ほどだ。古御岳830m、いよいよ急登。伊豆がケ岳870mに到着。あまりの急登で、私は最後の坂で10mほど遅れ始めとたところで、伊豆ケ岳山頂に到着。いつもと反対のコースを歩いたが、かなり疲れる。しかし、ここで、全行程の半分だ。
いったん山伏峠654mに下る。そして今日二番目の山、武川岳登山へ。これが登り1時間半ほどで辛い。何か所か急登が続く。何とか前武川岳1,003mに到着。休憩の後、武川岳へ。山頂近くで、太ももがつり始めた。登山で脚がつるのは実は初めてだ。脚のつる原因は、安全登山の基礎知識によると、水分不足。このコース、途中トイレがなく、登山者も多いため水分をあまりとらなかった。それが原因のようだ。スポーツドリンクを飲む。今回はスポーツドリンクを500mml2本と、水を1本持ってきた。水分はたっぷりある。そして山頂1,052mへ。意外に広い山頂だ。
妻坂峠839mへ下りは、急坂で有名だそうだ。確かに捉まるものがない急坂が続く。歩幅を小さくして1本ストックで下る。途中、春の妖精、カタクリが咲いている。可憐な花だ。
だいぶ時間が経過し、ゴールの武甲山の登山口一の鳥居518mに到着。足にきている。下りはこたえる。一の鳥居は、やや暗く、もう夕方になってきた。ガイドさんと無事、完登の握手。今日のコース、長くて辛かったなあ。
ここからタクシーで西武秩父駅へ。この駅は、ショッピングセンターと日帰り湯ができて、様子がガラリと変わったようだ。登山時間は7時間半。歩いている時間だけでも6時間ほどだ。冬場は1日3時間ほどしか歩かないから、かなり疲れた登山だった。
ここで解散し、お土産の秩父のイチゴを買ってレッドアロー号に乗車。自宅へは21時近くの到着。夏に向かっていいトレーニングだったな。ところで、2,3日は足の様子、大丈夫かな。