資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

世界で3つしかない茶碗、曜変天目を観る

2018年04月27日 | おもしろ資格とその活用

 世界で3つしかない茶碗、ニッポンの国宝、曜変天目、稲葉天目が出ているということで、二子玉川の静嘉堂文庫美術館を訪れた。午前中の大雨が止んで、二子玉川まで2時間ほどかけで出かけた。

 

 

  中国の南宋時代、建窯で焼かれたもので、黒釉茶碗を、「天目」「天目茶碗」と言う。天目茶碗は、織田信長なども持っていた。そしてその中でも、見込み(内側)の釉薬が斑紋が浮かんだものを「曜変天目」と言い、極上とされている。この曜変天目、現在は、世界で3点しかなく、いずれも日本にある。東京、大阪の美術館、京都のお寺の3つだ。先頃、テレビ番組なんでも鑑定団で、4つ目の新しい曜変天目が発見されたとか、それは偽物だとか、話題を呼んでいる。

 この日は、静嘉堂美術館、空いていて、小さな茶碗、曜変天目を一人でじっくり観れた。正確に言うと配偶者と二人占めしてじっくり、前後左右から観れた。黒い釉薬の天目に、コバルトブルーだろうか、泡のような斑紋が浮かぶ。斑紋がまた独特の輝きをしている。見とれてしまう茶碗だ。地下室で曜変天目のVTRを放映していた。

 この曜変天目は、江戸時代、家光が春日局へ下賜、その後稲葉家が代々所有していたため、稲葉天目とも呼ばれている。私は記念に、絵ハガキと、クリアファイル、それに手ぬぐいを購入。また、この展覧会のテーマは、「酒器の美に酔う」。4月24日から6月17日まで。今年の曜変天目の展示は、これだけです。そして秋の国宝検定は、10月28日(日)ですよ。

 

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