昨日の続き、次は、ポーラ美術館に寄る。湿生花園とポーラ美術館の入場券は、一緒に買うと500円割引で2,000円になる。これはかなりオトク感がある。美術館は箱根の山の中、入口はモダンなつくりだ。
この美術館は、現在、ガレの展示をやってるそうだ。前日、自宅でガレを調べてみたが、美術検定4級にも3級にも載っていない。ガレというと、独特のガラス細工の花瓶などが思い浮かぶ。日本趣味の作品も多いが、実は日本で人気がある工芸家のようだ。
ガレの作品は、1番目の写真などが代表だ。二番目も色合いが美しく、私も好きな作品だ。「ガレ風」という言葉があるくらい、ガレを真似た作品は多い。しかし、三番目や四番目の写真のように、昆虫など動物が表面に張り付いたものは、私はなんだか、好きにはなれないな。写真にはないが、蛾がついたものもあった。ガレはフランス人だが、自宅に大きな庭をもって、動植物を観察して、それを作品に反映していたそうだ。
そして、この美術館には、印象派の作品が結構ある。写真撮影OKのものと禁止のものがある。なんでだろうと考えてみた。おそらく、著作権だろう。著作権は死後〇十年間だ。したがって現代美術はまだ書作兼切れにならないんだろう。これ、私の推定です。
そして。写真は上から、ルノワールが二枚、モネも二枚、ゴッホ、ゴーギャン、ピカソ、モジリアーニです。結構な収集ですね。山の中にこんなすごいコレクションがあるとは、ビックリ!