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たった1分で相手をやる気にさせる話術ペップトーク |
クリエーター情報なし | |
フォレスト出版 |
ある研修会で、この言葉を知った。PEP(ペップ)とは、元気、活気、活力という意味。アメリカでスポーツの試合の前にコーチなどが発する言葉だそうだ。選手がやる気を出す言葉を使う。フィギュアスケートのテレビで、演技前にコーチが選手に向かって、励まして、選手がウンウンとやっている、あれだ。
選手は練習で、技を磨きあげている。しかし本番で実力を発揮できない場合がある。試合の緊張感などで委縮して実力を出せない場合などだが、これをペップトークで、実力通り、実力以上のものを出せるようにするものだ。スポーツ番組の解説者がどっちが勝つかは、最後は技術力ではなく、精神力だ!とやっているが、あれを引き出すのがペップトークのようだ。
講習会もあったが、とりあえず上記の書籍で学習する。この書籍によると、ペップトークは、①ポジティブな言葉、②短い言葉、③わかりやすい言葉、④一番言ってほしい言葉、⑤相手の心に火をつける言葉 だそうだ。ペップトークの作成ステップも読んだが、これなら少し演習すれば、できそうだ。
ペップトークと似ているものに、コーチングがあるが、これより学習は簡単そう。ビジネスにの場面にも使えそうだ。タイミングを見て短い言葉を発するだけだから、コーチングなどに比べて時間もかからない。うん、これは実用的だ。
さて講習会は、こちらの日本ペップトーク普及協会のHPに書かれている。講習会は、さすがにお値段は張るが、コーチングほどじゃない。最初はセルフ・ペップトーク。自分自身へのペップトークだそうな。そして次のステップは、他人へのペップトーク、と続く。このペップトークは、資格などはない、残念だ。
書籍には、最後に、自分自身へのペップトーク例が書かれている。ダイエット中の自分自身へ、「痩せる、痩せる、3kg痩せる!」だって。これ使うかな。