資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

アリストテレスプロジェクトと日大アメフト部

2018年05月30日 | ビジネス・経済
なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか――すべての人が自己変革に取り組む「発達指向型組織」をつくる
クリエーター情報なし
英治出版

 日本企業は生産性が低いと言われる。いろいろな統計データを見てもこれは明確なようだ。じゃ、どうしたら生産性を上げれるのか。これは我々中小企業診断士にとっても、重要なテーマだ。先日診断士のプロ講師養成講座で面白い話を聴いた。この講座の卒業課題は、受講生は自分の得意分野の講座を作って、プレゼンするというものだ。

 この講座のある受講生のプレゼンで、アリストテレスプロジェクト、という話を聴いた。これ、グーグル社が、職場の生産性を上げるには、どうしたらいいか、社内のいろいろなプロジェクトを観察、分析したのだそうだ。なかなか特徴が出なかったが、最後の結論は、「心理的安全性」のある職場は生産性が高いのだそうだ。

 心理的安全性とは、心理学の言葉で、簡単に言うと、なんでも言える雰囲気。「こんなこと言ったら馬鹿にされる」とか「リーダーから叱られないか」という不安の壁がない職場だ。ん~ん、そうとも言えるかな。よくわからない。でも分析を得意とするゴーグルの結果なんだから確からしい。

 この心理的安全性を高める対策は、本来の自分を出せる職場にすることだそうだ。これもほんとにできるかな。私も、この効果、ホンモノかどうか、どっかの職場で試してみたいな。

 さて、昨今話題になっている、日大アメフト部の問題。こちらは恐怖により支配する団体だ。このアリストテレスプロジジェクトと両極にある。一人で記者会見した学生さん、相手を怪我させたことは悪いが、心理的安全性のない、この恐怖支配の中でよく言ったねえ、えらいな。

コメント
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