昨日に引き続き雲取山に登って感じたことを書く。登山靴とYAMAPだ。
まず、登山靴。山の知識検定のテキスト、安全登山の基礎知識には、登山靴はほとんど触れていない。常識ということかな。私は月に2,3回山に登るが、登った後数日、ふくらはぎが痛くて階段を降りれないほど痛みが続くことがある。そうかと思うと全然痛みがないこともある。今シーズン標高差千メートルクラスを何度か登って、やっと原因がわかった。
登山靴が違うということだ。私は3万円の登山靴と8千円の登山靴を持っていて、原則、標高千メートル以下の低い山は8千円のものを、岩などのあるきつそうな山は3万円のものを使っている。後で振り返るとどうだろう、8千円のものを履いた時に限って、痛みが出るのである。ただ高尾山のような低い山ではどちらも出ない。たぶん脚への負担が軽いのだろう。今度の雲取山は当然3万円だ。全然痛みが出ない。やはり、靴はいいものを履かないといけない。8千円だと、1週間ほど痛みが続いて、スケジュール的に次の山に行けないこともあった。結構痛い代償で体験的にようやくわかったことである。
もう一つ、YAMAPというアプリ。スマホからダウンロードして使える無料アプリだ。登山口につくと、無料地図をダウンロードし、スタートボタンを押す。これで勝手に、登ったルートを地図に書いてくれる。ストップすると、登ったルートの断面図を自動で書いてくれる。また累積標高差なども計算してくれる。一緒に行った山仲間が使っていたため教えてもらった。今度の雲取山では逆に山仲間にアプリを教えることになった。
このアプリが便利なのは、通信ができない山の中でも、GPSで動いてくれることだ。従ってバッテリーがあんまり減らない、非常に便利だ。ただし、下山して、ストップし、データを保存する際は通信が使えないといけない。雲取山では、雲取山荘は、通信が届かないようで、データ保存の途中で止まってしまい、翌日、下山するまで使えなかった。上の図は雲取山の登りのもの。下りは使えなかった。縦走するならずっとストップしないで使い続けるとこれは回避できそうだが、さすがにバッテリーがどうだろうか。
以上、雲取山登山で気がついたことでした。