職場と仕事の法則図鑑を読む。仕事で使える法則などを1冊の本にまとめたものだ。読んでで、いくつか、おおあれかと思うのもがある。
まず、マズローの法則、人間の欲求を段階的に説明したものだ。これは、私の研修講座でもよく使う。次は、メラビアンの法則、言語のコミュニケーションより見た目のコミュニケーションの方がよく伝わるという分析だが、これは読者ならご存じだろう。
1万時間の法則、これも私の講座でよく使う。何でも1万時間かけるとプロになるというもの。ハロー効果、人事考課で誤りやすいものとして、管理者は、人事研修で必ず学習する。2:6:2の法則、これはどんなに条件を変えても、人間は2:6:2の割合で優秀なもの、普通なもの、そうでないものに分かれるというもので、私は、研修の際、口頭でこれをしゃべる。
ハインリッヒの法則、1:29:300で、1が大事故、29が中事故、300がヒヤリハットだ。安全の研修ではおなじみだ。パレートの法則、重要な20が80の結果を作り出すというもの、ABC分析に使う。これ、今度、あるレポートで使うつもりだ。
この書籍、ほかに60個ほどの法則が書かれている。まあ、よくここまで集めたものだと感心してしまう。これらの法則、言ってみれば、自説を補強する時、自分の都合のいい時に、引用すればいいものなんだよね。