森林インストラクター目指して、第4日のカリキュラムは、山の安全、野外活動概論、森の文化史、野外ゲームだった。
1限目の山の安全は、登山ガイドの方の安全の講義、コロナの話も入ってはいたが、私は正直、やや聞き飽きている話。2限目の講義は講師の方が時間になっても来ない。そしてその講義は時折、ポケットに手を突っ込んで話す。プロ講師養成講座でのプレゼンならなら、即アウト!!だね。
3限目は森の民俗学、これが珍しく、テキストに沿っていて、しかも一番面白かった。民俗学は「伝承」を研究対象とする。口頭、行動、儀礼で伝わっている。火山や地震、土砂災害などの自然と信仰の関係。山・森の信仰、そして樹木の信仰などが話された。御岳山から大岳山に登る途中にある、天狗の腰かけ杉、これ私、知っているが、この話も登場した。形態の異常な樹木には、神が寄りつくという信仰だ。
出典:青梅市御岳観光ガイド
さらに、松、スギ、椎の木、栃の木、マサカキ、焼き畑、狩猟の話などが、山の利用と信仰の話として聞けた。狩猟は、山の神の贈り物と考えられている。
最後の4時限目は、野外ゲーム。1時間ほど講師とその団体の紹介。次は各種のゲームをやって、最後に講義という内容。終わりは18時過ぎるから、かなり疲れる。この日で研修も半分終わり。まだまだ。