資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格は2年前倒しで達成、今年は百名山完登が目標、徒然なるままに書いていきます。

「森林インストラクター」目指してその5~クラフトは木もと竹うら

2020年08月24日 | 登山&自然系資格とその活用

 

 森林インストラクター研修は第5日。この日のカリキュラムは、1、2限目が救命手当・応急手当。3,4限目はネイチャークラフト。そして5,6時限目は森林と自然保護。

 まず、救命手当・応急手当は、三角巾から。三角巾はいろいろな研修で何度も扱っているが、すっかり忘れている、新鮮だ。

 また、AEDで一つ覚えたことがある。通常心臓が止まっているときは、心室がけいれんしていることが多い。AEDは、このけいれんを止めて、心臓の動きを止めるそうだ。でも止まったら動かさないといけない。これが心肺蘇生、心臓マッサージだ。従ってAEDと心臓マッサージはセットだ。これ知らなかった。

 2時限目のネイチャークラフトの先生は、Zoomで出演。森林に落ちてるいろいろな材料を使って、クラフトができる。結構面白そうだ。

 講義の中で「木もと、竹うら」という言葉がだ出てきた。薪割りなどで、木を切るときは下から、竹を切るときは上から切ると、上手に切れる。転じて、物事にはやりやすい方法がある、ことのようだ。

 この「木もと、竹うら」、実は、三十数年前から気になっていた。現役時代、労働組合の支部の機関紙部長をやっていた頃、本部から年配の組合員の原稿を依頼された。ある年配の組合員に依頼していたが、締め切りが近くなって、原稿が上がってきた。そのテーマはが「木もと、竹うら」。当時は何だかわからず、締め切りも迫っっていたため、そのままアップ。本部の機関紙に原稿が載った。当時から、「木もと、竹うら」って、どんな意味なんだろうと、ずっと気になっていた。今日その意味が三十数年ぶりに理解できた。スッキリだ。

 最後の科目、森林の自然保護、講師は、農業大学の先生だったが、大学の講義らしく、データやグラフをふんだんに使っての講義だった。現在、国内材は、原価が安く、外国材に勝てない、このためメンテする人がいなくなり、森林は荒れている。困ったものだ。

 いい方のニュースは、バイオはカーボンニュートラル。このため、国内の森林を燃焼して、発電などを行う事業が本格化しているそうだ。昨年、デンマークを訪問した際、バイオ燃料は発電の半分を占めると言っていた。これはチャンスだな。

 話の中で、酒林(さかばやし)という杉玉が出てきた。この酒林。造り酒屋で新酒ができたら、店頭に飾る。先日の日本酒検定でもでてきたものだ。見たことあるかな。