墨俣城、樽見鉄道の次は、関ケ原へ。関ケ原は二度目、一度目の時は時間もなかったため、石田三成の陣だけを訪ねた。当時は資料館などはなく(知らなかっただけかもしれないが)あっさりしたものだった。
今回は、駅前に関ケ原古戦場記念館ができてる。記念館に入る前に、駅前で電動レンタサイクルを借りて出発。午後3時、古戦場全部廻ると5時間、主なものだけでも1時間だ。我々はレンタサイクルという武器を持ってる。じゃ、と西軍の陣地を主に回り、最後は記念館に入るように計画した。
まずは、関ケ原決戦地。一番戦いの激しかった場所だそうだ。
そばには、島左近陣跡、石田三成の参謀だが、島左近は関ヶ原の後は行方知れず・・
そばには、石田三成の陣跡、陣地はちょっと山の上に上がった場所だが、前回も訪問しているため、ここはパス。
そして、レンタサイクルで島津義弘陣跡。島津は、西軍の壊滅で取り残されてしまった。そこで東軍の敵中突破で、薩摩に無事帰ったツワモノだ。
さらに小西行長の陣跡、小西は関ヶ原の後捕えられて、処刑された。
しばらくレンタサイクルに乗って、林の中へ。宇喜多秀家陣跡だ。宇喜多は、関ヶ原の後、八丈島に島流しとなった。
西軍ではほかに大谷吉継、遠くは裏切った松尾山の小早川秀秋の陣があるが、あまりに遠くてパス。記念館に戻る。徳川家康の最後の陣跡。
床几場。家康が敵将の首実検をした場所だ。
そして、最後は、関ケ原古戦場記念館、ずいぶん立派な記念館だ。
中は、1階と2階、それに5階の展望室。1階のシアターは予約で今日は終わり。そんなに人も入ってはいないようだが・・それに係員の多いこと、まあ、雇用に繋がっているなら良しとするか。2階の展示室には、関ケ原の展示が沢山ある、ほとんどが撮影禁止だ。人物が動く立体屏風はOK。
最後は、5階の展望室へ。ここからは、関ケ原古戦場が一望だ。
ということで、関ケ原を約2時間で見学、西軍は廻ったが、まだ東軍の陣が残っている、それはまた次回。これから滋賀県に入り、明日は八幡山城と観音寺城を見学する。