岐阜・滋賀お城巡り旅の続きを書く。近江八幡駅前のホテルに泊まり、朝から徒歩で八幡山城へ。徒歩で30分以上かかる。このお城は、秀吉の甥、秀次の城だ。秀次はご存じの通り、秀吉が子ができたため、秀次は邪魔、高野山に追っ払い、その後自害をさせた。そして一族は皆殺しとなった、悲劇の城だ。
この城は以前、スタンプは貰ったが事情があって、実際はま登城していない。案内図を観ると、建物はなさそうだが、石垣は残っていそうだ。
そこで、今度はロープウエーで登城する。
ロープウエーを降りると、お寺さんかな、花頭窓がある。この窓は、装飾性の高いお城にある。まじかには見たことはないので一枚。
お城は石垣がぐるりとと囲んでいる。
そして、琵琶湖が見える位置へ。なかなかの展望だ。
本丸直下の石垣。
ここは恋人の聖地だそうだ。でも旅行地理検定上級の学習中、ネットの「恋人の聖地一覧」では、ここは出て来なかった。同じ恋人の聖地でも、指定が違うようだ。
八幡山城からは、安土城、観音寺城の山々が見渡せる。右側の大きな山が観音寺城の山、左側の山の手前の丘は、安土城。昔は安土城まで琵琶湖の水が迫っていたそうだ。
八幡山城は、廃城の後、秀次を弔うお寺が建てられている。石段は当時のもの。
両側から当時の石垣がせり出している、スタンプにもなっている場所なんだが、雑草とランプで隠れてしまっている、もったいないな。
簡単な資料館がある。発掘当時の秀次の館、礎石などの写真が展示されている。
最後に、この城は続・百名城、もうちょっと資料が充実してるといいんだが、これじゃ、あんまり人は来ないな。