今年の通常国会は問題山積し波乱の国会でしたね。
特に会期末に出てきた首相の友人が関係する加計学園の獣医学部を国家特区と
して創設する件で、首相のご意向に関する怪文書が続々出て来た。
野党はこれが阿倍政権打倒の切り札と責め立てたが、文科省官僚が勝手に感
違いして遣った事し、討議を打ち切り国会を終了させた。
国会会期延長をしなかった理由の一つに6月23日告示の東京都議選が挙げ
られる。
自民党は都議選を国政並みと考え負ける訳には行きません。
時の流れは小池都知事にあつて、自民党都議連は遣られっ放しです。
これ以上負ける訳には行かず、国会を会期通り切り上げて是以上の紛糾を
避けた様です。
野党としては折角よい所まで政権を追い込んでここでお終いはないでしょう
と今回野党4党が、奥の手の憲法53条を持ち出し、臨時国会召集要求書を
突きつけた。
しかし自民党としては受ければ窮地に立たされ2009年の悪夢の再現と
なる可能性もあります。
ただ野党側も、本気で臨時国会が開催されるとは思ってない様で、如何に
阿倍政権が説明責任をはたさないかを、印象ずけるパフォーマンスと見る
向きもある。
政権側は、国会閉会中の審査に前向きの姿勢を出しては居るが、豊田議員の
暴力事件離党等頭の痛い問題が出て来てもうこれ以上は勘弁と言うのが本音
ではないか?