政府は基礎的財政収支を2020に黒字にする目標を立てて居ます。
今回内閣府は国と地方の基礎的財政収支が2020度に8兆3千億円の赤字になるとの
中長期財政試算を発表しました。
阿倍政権は経済再生と財政再建と相反する政策を行い、同時に社会保障改革も行うと言う
難しい事に挑戦しています。
財源確保の消費税の再値上げも経済状況から2年半の引き延ばしとなった。
2016年度赤字幅は20兆円で対GDP比で3・7%程度と見られる。
今後税収増を見越して2020年度財政収支赤字は8兆3千億円と試算された。
因みに2018年度の赤字は13兆8千億円で対GDP比は2・4%と試算。
ただこの試算は今後3%以上の経済成長が前提で試算されたもので、確実性は弱い。
いずれにしても2020年基礎的税制収支の黒字化は難しく遠のいた感がしますね。