関東地方は東京都知事選投票日前日20年振りの大雪で道路状況は悪化し交通機関にも
影響が出て来た。
中でも京浜急行のダイヤは大幅に乱れ一部では全線運行見合せが行われたらしい。
明らかになった事は東京電力から8日17時頃電力供給がピークになり不安定になる恐れが
あるとの通知を京急が受け取ったとか。
事実電気供給が不安定になった路線で電車が停まると言う事態も起きたらしく会社は17時
頃から4時間に亘り京急は全線運休実施し、運行見合わせ路線も出て来た模様。
この時の東京電力の電力供給事情は最大で4965万KWでその時点での最大需要電力は
4750万KWで使用率は95%だった。
処で東京電力の方針は電力使用率が90%未満の場合は「安定的」とする。
90~95%までは「やや厳しい」とする。
95%を超えると「厳しい」。
97%以上は非常に厳しい計画停電の恐れがあると政府が電力需要逼迫警報を出す。
この様な手順を踏む事になって居る。
昨年末東電が出した今冬の最大需要電力は4870万KWと予測しどうにかやり繰り可能と
予測していました。
今回はその予測範囲に収まっては居ます。
関東地域で計画停電が実施された時の最大需要は4920万KWで余裕がなかったらしい。
今回は確かに使用率は95%に達し厳しい状況ではあるが、電車を全面運行停止にする程
だったのかと少し疑問が残りますね。
東電側は京急の言い分に対して電力不足で電車の運行停止要請は一切して居ないと言い
切って居ます。
京急の横須賀線の一部で送電停止で電車が停まった事も事実らしい。
それで乗客の安全のため全線運休へ踏み切ったのも事実の様です。
本当の処、東電からの供給警告が出されたのか?送電が実際途切れたのか?
それとも京浜急行側の勇み足なのか?
今の処謎ですね。
中には東京都知事選の脱原発に絡み策謀説も流されて居るとか。
原発稼働と電力需供状況は大きな課題です。
東京電力の存続や日本経済にも大きく関わる事で、又6年後の東京五輪にも大変影響が
あります。
小泉氏が云う即原発ゼロ後はどうにかなるだろうの無責任発言が通るか?
イヤ命と電力を秤にかけたらどちらが重いか?
此は日本国民に突きつけられた選択で原発廃止か存続か早急に決断を迫られて居る様だ。