日本に生まれて来たら当然日本の国籍が与えられる筈なのに、いろいろの事情でその国籍が
貰えない子ども達が居る。
それは親の都合の場合が多い様です。
日本の民法では男性は離婚後すぐ結婚出来るが女性は6ケ月間再婚を禁止しています。
その間に生まれた子供は元の男性の子とみなされます。
日本で結婚とは家と家の結びつきで、女性は男性の家に入る事を意味します。
是までの姓を捨て新しく男性の姓を名乗る事になります。
当然生まれた子どもは如何なる理由であれ夫婦の子どもとなります。
処が夫のDVから逃れ新しい伴侶と子どもが出来ても離婚が出来ず自分たちの子として
届ける事が出来ず無国籍の子どもが生まれる事になる。
一度無国籍の子どもとなるとその子の将来は悲惨です。
まず日本国民と認められないのですから國からの支援や義務教育さえ拒否されます。
全国的に見ると相当の数となりもう無視する訳には不可なくなって来て居る。
ケースバイケースで対処する自治体も現れて来たが数は知れています。
根本的解決にはなっていませんね。
無国籍の子どもは生活条件が悪く我が子虐待やネグレクトのケースも多いと云う。
又国籍がないのだから法定の予防注射も受けられず、医療体制上ネックとなります。
義務教育も受けられないとなると満足に読み書きが出来ず、社会の落伍者や犯罪者に
なる可能性も出て来ています。
是に対して國はどれだけの支援が出来るのだろうか?
まず無国籍の子どもを作らない何らかの方法はないのか?
現在無国籍のこどもに、超法律的支援の手は差しのばされないのか?
法秩序の崩壊に繋がると云って居る場合ではない様な気がしてならぬ。
是非日本から無国籍の子どもを無くして欲しいものです。