阿倍首相は、今回の参院選で国民からアベノミクス政策の信任を得たと判断して
10兆円規模の月内策定を指示しました。
積極的財政出動・1億総活躍プランの施策加速・公共事業中心の内需下支えを行う。
首相はデフレからの脱却の道順とし次の4項目に取り組む事を表明。
1億総活躍プランの加速。
農水産物輸出拠点やインフラ整備。
中小企業資金繰り支援。
防災対策の強化。
具体的には民間が低利で資金調達出来る財政投融資の活用。
リニア中央新幹線整備計画の前倒し。
TPP発効に備え、の農水産物輸出を後押しする。
政府はこれらに政策を盛り込んだ10億円を超える16年度第2次補正予算を編成し、
秋の臨時国会に提出する。
赤字国債発行もやむを得ないが、まずは建設国債追加で財源確保を目指す。
なお16年度GDP成長率は、従来の2%成長から0・9%成長に落とす。
2020年度プライマリイバランスの黒字化は堅持する。
今後も二足のわらじで、行く事とした模様。