現在世界の中央銀行の金利政策が国毎にバラバラで統一性が見られない。
まず米国FRBは米国の景気は回復に向かって居ると言う判断デリーマン
ショック依頼取り続けた、量的金融緩和と低金利政策の見直しで出口戦略
を探って居るが、矢張り世界経済への影響が大きいので躊躇して居る。
是に倣い欧州でも、ECBが量的金融緩和策の縮小に向けた大枠を10月
に決める事とした模様。
そんな中で日銀は未だ景気回復は半ばと判断し強気の量的金融緩和策の
続行・低金利政策続行を強く打ち出して居る。
やがて任期満了の日銀総裁が約束したデフレからの脱却のため、消費者
物価2%上昇は果たせず退任となりそうですね。
各国の金融緩和縮小・利上げで、外貨流出の危機が迫って来た新興国の
中銀は相次いで利下げして防御にまわって居る。
多量に新興国から資金が流出し欧米へ逆流も予測される。
北朝鮮問題や対ロシア・対中国で世界はどう変わるか不安要件が多い。
何が起きてもオカシクないので、世界の金融政策もどう変わるのか
予測困難なのでしょう。