政府は熊本の化学血清療法研究所に対して國の承認と異なった方法で血液製剤を不正製造
して居たとして110日間の業務停止命令と云う重い行政処分を出した。
尚政府は化血研の血液製剤は信用ならないと判断し、今後は組織の見直しも考慮して対処
して行くと云う強い姿勢を打ち出した。
過去に血液製剤では、薬害エイズ事件と云う政府の落ち度による事件がありました。
是は血友患者に対し不適切な薬を承認使用させたため、多数のエイズ患者を生み出した事件
です。
政府としては此の二の舞はしたくないと言う思いなんでしょう。
今回は化血研が12製品の31行程で血液が固まりを防ぐ物質を添加する等國の承認書と
異なる方法で血液製剤を製造し一部は40年続けて居た事。
20年近く國の定期査察に虚偽の記録を示し不正隠蔽して居た事は大変悪質と判断した。
対象となった血液製剤は、破傷風抗毒素等8製品が業務停止となった。
今回インフレエンザワクチン・マムシ抗毒素・抗ガン剤・成長ホルモン剤・濃縮人血凝固剤等
27製品の血液製剤は、対象外になって居るが代替品がないため患者に影響が大きい。
既にインフレエンザワクチンは品不足で対策が急がれて居るのに、追い打ちを掛ける様な
今回の不祥事で益々厳しくなりそうです。
政府としては対象外の27品目の血液製剤は代替品がないとの理由で出荷は認める
方針との事。
ヤバイ血液製剤を作って貰っては、大変な事になる可能性があるので、即止めて欲しいが
他にも緊急なワクチンた血液製剤が製造されて居るので早急に対処して欲しいですね。