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嘗められた日本・プーチン氏平和条約締結・北方返還意志はなく、されど経済支援は受ける

2016-12-14 06:29:02 | Weblog

プーチンロシア大統領は明日から日本で行う日ロ首脳会談について、現状では日ロ平和
条約締結は大変困難で、北方領土4島問題はとり挙げないと先に釘をさしたとか。

ただロシアは、日ロの信頼醸成が先決で、日本の経済支援だけは受けると言う全く虫の
良い姿勢で臨む事を表明した。

全く日本も嘗められたものですね。

これは米国大統領となるトランプ氏の親ロ方針や中国の対日姿勢、更には大統領選を控えた
プーチン氏の国内世論への配慮が大きく作用して居る様だ。

今回阿倍氏が政治生命を賭けて、日ロ平和条約締結と北方4島返還問題はずるいプーチン氏
の策略にかかりロシア経済支援のみ約束させられる首脳会談になりそう。

北方返還の餌をちらつかせ、日本からの経済支援を取り付けたロシアは、北方返還等当初
から言ってないと居直った。

これは充分に予測された事で明らかに阿倍外交の敗北です。

ロシアはヤルタ協定・ボッダム宣言で正式に取得した領土で返還する意志は全く当初から
なかった様だ。

無理な相談でも何とか経済支援で相手の懐に入ろうしたが、それは無理な相談だった様だ。
米国も中国もこの問題には関わって来ない見たプチーン氏の判断が今回の表明となった様だ。

強引な手段でクリミア半島の一部を分捕った悪賢いプーチン氏にとっては日本等赤子の腕を
ひねるより簡単な事だったでしょう。

ロシアの言う儘に経済支援だけの日ロ首脳会談に何の意義があるのか?
先延ばしは好ましいものではないが、またいつかはロシアも変わるかも知れないので
それまで現状維持するのも一つの選択ではないか?


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