西日本新聞社が九州地元主要企業へ景気アンケートを取りその結果を
発表しました。
九州は人口・経済では、日本の10分の1規模と言われています。
余りにも大雑把で異論が多いと思われるが、ある面では日本を映す鏡
でもある。
その九州の主要企業が下した判断は参考になるのではないか?
まず景況感は急速に改善されて来て居るが、個人消費に力強さを欠き
まだまだとの判断。
景気の本格的回復は18年度後半、果たし予想は的中するか?
企業の内には19年以降の声も多かった由。
景気回復対策には従業員の賃上げ・少子化対策・税金の減税等々・・
何処の企業も賃上げが一番効果があると考えては居るがコストと
収益を考えると二の足を踏む様だ。
個人消費については漠然と先の心配で節約傾向は続くと見て居る。
消費税増税では、経済優先と財政再建優先で賛否が分かれた様です。
設備投資については、前年度より増やしたと言う回答が多く今後
増やす投資意欲は見られない。
ただ技術開発への投資には関心がある回答が見られた。
日銀の金融緩和については、現在のマイナス金利政策は問題点が
多く新たな打開策を望む声が高い。
なお日銀の金融緩和策は58%が出口戦略へとの要望が多い。
九州からの声もバカにならない様ですね。