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来年度予算基本方針は社会保障費抑制と新規国債発行削減

2014-12-28 07:21:57 | Weblog

例年だと来年度予算案は出来上がり、通常国会へ上程される手筈になって居るのですが
今年は何故か安倍首相の独断で訳の判らない衆院選が行われた関係で来年度予算案の
編成は来春に持ち込まれてしまった。

是で本当に国会審議に間に合うのか懸念されますが、なにせ国会は一強他弱の構成です。
予算案等簡単に成立させる事は可能です。
真剣な審議が期待出来るのか少し心配ですね。

政府はやっと2015年度予算編成の基本方針を閣議決定しました。

問題は予算の3分の1を占め毎年確実に1兆円ずつ増え続けると言われる社会保障費です。

今回介護報酬・生活保護の適性化に取り組む事で、極力全体の水準を抑えると明記した。

当然の事です、介護保障にしても生活保護にしても不適切な支出が後を絶ちません。
高級車を回しながら生活保護を受けて居ると言う不逞な輩がまだ居ると聞く。
自治体や関係官庁がシッカリ対処して欲しいです。

ただ本当に必要とする人まで切り捨てる事のない様に充分配意して欲しいですね。

現在高齢世代給付中心から子育て支援の充実へl構造を見直す方針とか。

基本方針として國の厳しい財政状況を指摘し高齢化による社会保障費の自然増に対して
厳然と聖域なき歳出を見直すと強調しています。

来年度予算は高齢者に取っては厳しく子育て世代に取っては歓迎すべき傾向になるのかも。

政府は財政健全化に向けて来年度新規国債発行は2014年度より着実に減少させるとした。

因みに2014年度国債発行高は181・5兆円でこの内当初予算分として41・3兆円です。
来年度は是を下回る国債発行で済ませたい方針らしい。
しかし現在国債発行残高は800兆円を超えると言う膨大なものです。
国債発行しなくては国家予算が作れないと言うのは本当に情け無いですね。

政府は國と地方合わせた基礎的財政収支所謂「プライマリーバランス」赤字を2010年度比
で半減させるため最大限努力するとしました。
2020年度までプリマリーバランスを黒字化に持って行く目標達成に向け具体的計画を来夏
まで策定する事としました。

又消費税10%への引き上げは社会保障費の財源確保・財政運営の国際的信認を維持する
ため不可欠必ず実施するとした。

 



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