日々好日

さて今日のニュースは

緑資源機構

2007-06-01 15:55:08 | Weblog
今世間を騒がしている社会保険庁改革問題及び消えた年金5000万件の問題。
そして松岡農相自殺その原因と云われる緑資源機構の官製談合問題。
参院選を前に次から次へ大きな事件が起きています。
阿倍総理はこの度強制捜査を受けている緑資源機構を廃止する考えを示した。
6年前特殊法人改革で導入された独立行政法人現在101法人があるそうですが、
官業癒着で騒がれた同機構を独立行政法人の整理合理化計画の目玉として位置ずけるらしい。この様な談合事件を起こした同機構を廃止する事には賛成です。
がなんかトカゲのしっぽ切りの感じがしてならない。これ以上ボロが出て来るのを
恐れ臭いものにはふたを、と云われても仕方無い事です。
この緑資源機構は昭和31年設立の森林開発公団と農用地整備公団が平成11年
緑資源公団と名を変え平成15年独立行政法人化され独立行政法人緑資源機構となった。この公団から同機構に衣替えした時、単なる看板の掛け替え。官製談合や
天下りの温床と云われて居たと言う。噂は現実のものになりました。
事実同機構には林野庁のOBが17名も天下りして居て又同機構が発注する工事を請け負う会社や公益法人にも林野庁や同機構の天下り役員が網の目の様に張り巡らされているとか。これで官製談合が起きない方が不思議です。
人脈で落とした事業を実際に工事する会社に丸投げして利ざやを稼ぐ、そのために
談合を繰り返す。これが今まで判らなかったと云う事が不思議でなりません。
国費を食いつぶすシロアリの様な存在未だ気づかない所に巣くっていないでしょうか。諸悪の根源は天下りだと判って居ても仲々手をつける事が出来ない。
シロアリは湿気のあるじめじめとした暗い所で繁殖します。
シロアリを退治する事も大切ですが、シロアリが育つ様な環境にしない事も大事
ではないでしょうか。

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