日本では運送業とタクシー業者保護のため貨物は貨物、客は客と特性化
されて貨客混載は規制されて居る。
原則的にはバス等で乗客と大きな荷物を同時に運搬は禁止されて居ます。
宅配便・貨物車等に客が乗る事は禁止です。
タクシーも同じ理屈で荷物の運搬・同時に人を乗せる事は禁止です。
処が公共交通網の維持困難な中山間地・離島等過疎地では、タクシーや
貨物車で、客と貨物の混載が9月1日から出来る様になった。
タクシーや宅配便で貨物運搬専用・人と貨物同時運送が可能となる。
対象地区は過疎地を抱える3万人未満の市町村。
事業者は、貨物輸送業・旅客運送業兼務の許可を各運送支局で取るのが
条件。
具体的にはタクシー業者が利用者が少ない早朝等、荷物だけ運搬が出来る。
外出困難な高齢者のため食品や日用品の配達が出来る。
貸し切りバスでは乗客だけでなく、農産物・加工食品の運搬が出来る。
荷物運送の車の助手席に客を乗せる事が出来る。
これらは今まで内々で行われて居た事で今更の感があるが生々堂々と
行われる事が出来る様になったもの。
但し過疎地で許可が必要と言う事条件ですね。