シンガポールでASEANフォーラムが開催されて居ます。
フォーラムの一番関心事は北朝鮮の非核化問題と中国の覇権主義です。
北朝鮮の非核化問題は米朝首脳会議で基本的には廃止への確認は取れたがその後の
北朝鮮の動きは合意に反するものと映り、米国は即刻廃止へ圧力を加える事を言明。
是に対し核所有こそ米国と対等に対話出来るとする北朝鮮は、言を左右して即刻廃棄
には躊躇が見られます。
非核化には一応合意するが、早急な非核化は受け入れないとする北朝鮮、是を中国が
中に立って支援する姿勢を見せて居ます。
何しろ中国にとっては北朝鮮は属国の様なもので、いわば身内です。
それがまた北朝鮮非核化問題を複雑にして居る要因です。
中国と米国は、世界覇権を賭けて闘い中です。
南沙諸島を巡り米中の航海権問題・尖閣諸島をめぐる日米の攻防戦。
米中の経済制裁合戦にみる米中経済戦争。
カネに物を言わせて中国の世界制覇、一帯一路作戦、シルクーロードを辿り欧州に
至る街道。
海の道を通りインド・中近東・アフリカを経て欧州に至ルート。
その大半は計画通リ進行中と言われ中国の世界制覇は今世紀達成と予測される言う。
トランプ氏の暴走による米国の権威失墜は、中国にとっては追い風となって居る。
そんな中でのASEANフーラムです、果たしてどんな話し合いがおこなわれたか?
来年大阪で開かれるG20サミット首脳会議までにこれ等の問題に解決の目途は立って
居るのでしょうか?