今から10年前・午後2時46分三陸沖を震源地とする国内史上最大
マグネチュード9・0と云う巨大な海溝型地震が発生した
同時に大津波が発生、岩手・福島・宮城・栃木・千葉等に押し寄
せる、相馬で9メートル超えの大津波・石巻や宮古にも8メートル
越えの津波が押し寄せ、家・財産・命等全てを奪ってしまう
死者1万6千人・行方不明2500名超え・全壊家屋12万2千戸以上。
殆どが津波によるものとなる。
避難者47万人越え、仮設入居12万4千戸以上で今尚避難者は4万人
仮設入居者931戸となって居てまだ傷が癒えてません。
今回の震災は地震による福島原発3つの原子炉メルトダウンで放射
線拡散し災害を大きくしました。
地震後4時間後半径3キロ内大熊・双葉に避難指示発令。
更に3時間後高岡・浪江等に避難指示。
10日後22日に南相馬・飯舘等12市町村に避難指示が出された。
現在も南相馬・浪江・飯舘・大熊等は帰宅困難地域に指定されて居る
尚半径30キロ内は警戒区域や緊急時避難時区域に指定されて居ます。
現在津波が襲った区域には高い防潮堤が築かれ海から完全に、遮断
されて居ます。
津波が襲った地域に家屋建設は許可されず高台に建造となった。
10年間の間に国家財政の何十兆円ものカネが道路インフラや復興の
ため注ぎ込まれて居ます。
恐らく1年間の国家予算を超えるカネではなかろうか。
国民一人一人も復興資金を出しどうにか復興も終わりに近かずいて
来た感があるが、まだまだ先が見えません。
現在10年経ってもあの時の傷は癒えてません。
それに新型コロナ感染拡大まで起きて日本は益々危機に立たされて
居ると言えるのでは。