医療は聖職で、医者の犠牲で成り立って居ると言うのが通説です。
処が医師不足等でブラック企業負けの長時間労働・劣悪な労働環境で
過労死・医療ミスによる裁判等々、医者は追い詰められて居る。
中には医師の医療拒否は認められないのかと言い出す医師も出て来た。
医師は医師である前に一人の人間だから限界がある。
何故医師である故に限界以上を求めるのか?
私達は医師は当然と簡単に考えて居る様ですね。
今回政府は働き方改革を唱え長時間労働の撲滅を唱いながら専門職は
労働時間規制の対象外にしています。
医師もこの専門職に含まれる様です。
処で今回大分津久見の開業医が休日・夜間に緊急患者を輪番で開業医
に強制させるのは独禁法違反として訴えたそうです。
開業医の自由が保障されてないのが理由だそうです。
独禁法違反は大変便利な法律で色々の訴えに利用されますね。
住民のため考えられた当番医制度が独禁法違反とはね・・・・
当番医制度は開業医の協力となって居るが拒否すれなば村八分は覚悟
しなければならないでしょう。
地方医療の現状、高齢化・過疎化・若い医者が都会集中・医者不足
等々開業医の環境は年々悪化して居る。
そんな中で開業医とは何かを我々に問いかけて来て居るのかも知れない。