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日本の年金制度は大丈夫なのか

2016-09-20 06:44:32 | Weblog

日本の年金制度は企業の厚生年金・自営業者等の国民年金・公務員等の共済年金等で
構成されます。

厚生年金や共済年金は給与から天引きされるのでまず未納問題は起きない。

国民年金は20歳以上60歳までの自営業・学生等は低所得等の理由で保険料免除または
猶予された者意外は全て支払いの義務が生じます

処が国民年金は非正規社員増大等で所得減少で国民年金納付率は下がるばかりです。

自営業や学生等対象者は15年度で1668万人で前年比で74万人減となった。  

15年で国民年金納付率は63・4%まで下がった。
4割近くが納付されてない計算になります。

国民年金徴収を諦めた回収不能は1・3兆円に上り国民の税金から補填されています。

現在年金積立金機構が運用する積立金134兆と年金特別会計の給付金に当たられる
積立金8兆円で、142兆7078億円が15年度積立金合計です。

15年度は株安等で5兆3000億円余の運用損を出し、前年より3兆2458億円
積立金が減少したそうです。

厚生年金は収入が45兆1644億円で歳出が42兆9008億円。
国民年金歳入4兆2346億円で歳出4兆1189億円。

国民年金保険料支払い猶予が今まで30歳未満となって居たのが今年7月から50歳
未満に引き上げられた。

今回は年金未納強制徴収対象を年収350万円以上から年収300万円以上とした。

色々問題がありそうですが、我々素人に何がどうなって居るのかわかりませんね。

言える事は年金制度は大丈夫なのかと言う一言に尽きます。

 


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