日本の経済は米国の経済の動向で大きく揺れます。
その米国の経済の指標の一つが毎月米国労働省から発表される前の月の
雇用統計です。
今回4月の米国雇用統計が発表されました。
一番注目されるのは、非農業者部門の失業者数です。
3年振りに増加数は20万人台を超えて23万人増えたと発表された。
失業率は是までと変わらず5・4%です。
日本の完全失業者数は228万人で今年の3月の失業率は3・4%だそうです。
是は米国と方式が異なるので比較するのは無理ですが、状況は似て居る様
ですね。
米国でフルタイム勤務希望でパートで働く人が658万人だそうです。
ただ6ケ月以上の失業者数は3万8千人減ったそうです。
労働参加率は62・8%で日本より良いようですね。
賃金上昇率も前年同月比で2・2%拡大したとか。
何れにしても米国の雇用状況は好転しつつある様です。
是を受けて米国株価は騰がると予測され日本にとっては円安傾向が強まる
のではとも思われますね。
問題は何時米国が低金利政策から利上げをするかですね。