今ヨーロッパは大変な事が起こりそうな気配です。
昨年の英国EU離脱声明はEU諸国に大きな襲撃を与えました。
大衆迎合主義ポピュリズムの台頭は英国から米国に更にオランダや仏・独の国政選挙に
深い影を落とし始めた。
英国は英国の誇りを持ちたい、犯罪の温床となる移民・難民の排除と言う事でEU離脱
を決めた。
是に続き、米国第1主義を抱えるトランプ大統領が誕生した。
米国のためになる事優先で、世界の警察役から離脱米国優先とする。
経済も保護貿易で米国商品を売りつける。
イスラム圏の排除・メキシコ難民阻止等大衆迎合主義を実践。
次はオランダ下院選挙が3月15日投開票が行われます。
是には過激なトランプ氏の原型となった極右政党ウイルダース自由党党首が鍵です。
彼はオランダの自主性を持ちEU離脱・難民反対・イスラム排除。
イスラムモスク破壊やコーラン経取り上げ等可成り過激発言で国民の支持を得て居る。
是がどう転ぶかで次の4~5月に行われるフランス大統領選挙に大きく影響して来る。
此方もEU離脱・難民反対の極右勢力ルペン氏の台頭でおかしくなって居る。
それが秋に行われるドイツ連邦議会選挙にも影響して来そう。
4期連続を狙うメルケン首相の前にもEU離脱・難民反対の極右勢力が立ちはだかり。
是とは別に欧州国政選挙に忍び寄るロシアのプーチンの影です。
米国トランプ政権誕生の裏にはロシアのプーチンの力が大きく動いた事は自明の理です。
影で動いた人も判り取り調べを受けていますね。
今度行われるオランダの国政選挙は是までのネット投票を又もとの手作業に戻した。
是はロシアのサイバー攻撃を恐れての事と言われる。
他にもフランス大統領候補にプーチン氏から資金援助があったと言う噂も流れて居る。
恐らく日本でも考えられる事で、あらゆる国にプーチン氏は魔手を伸ばして居る様だ。
国と国との付き合いはそう甘いものではないと言う事です。