世界中を震駭させた地下鉄サリン事件は世界的テロ事件の先駆けとなったものでした。
今まで克ってないサリンによる無差別集団テロ事件でした。
この事件は麻原彰晃事松本智津夫が独特の宗教観で若者を巻き込んで引き起こしたもの
で80~90年代の世代を映し出した事件とも言える。
教団を糾弾する弁護士一家を拉致殺害した事から始まる犯罪史上類を見ない数々の凄惨
な事件を引き起こした。
この事件の首謀者は屋根裏に潜んで居た所を逮捕され裁判の末元幹部ら13名の死刑が
確定した。
しかし仲々死刑は執行されず逮捕後23年が経過した。
世の中平成の時代となり事件を知る人も少なくなって来た。
国も麻原死刑囚の死刑執行のタイミングを計って居た様です。
政府は来年で平成の御世も終わり、新しい元号で新しい御世が始まります。
また2年後には東京五輪が開催されるので是非その前に嫌な事は済せたいと判断したのか
先ず死刑囚7名を全国拘置所に移送し死刑執行のタイミングを計った。
死刑囚は東京拘置所・大阪拘置所・広島拘置所・福岡拘置所のそれぞれ移送された。
そしてまず首謀者の麻原死刑囚の死刑執行手続きが始まり死刑が執行された。
それから元幹部の6名、土谷・遠藤・井上・新実・中川・早川死刑囚の死刑が執行された。
実に前代未聞の死刑囚7名の同時死刑執行でした。
まだ残り6名の元幹部死刑囚が収監されて居るので死刑執行は何時か?
政府は世界からの死刑執行への批判を覚悟の上での刑の執行だったのでしょう。
これで日本へのイメージはどう変わるか?
情け容赦ない死刑執行の国日本・法に厳しい日本、果たしてどちらでしょうね。