経済の動向で何回も延ばされた消費税率10%への引き上げ、もうこれ以上延ばせない程
財政も逼迫して来て居ます。
政府は経済財政諮問会議を開き消費税増税に対する19年度予算編成にむけ検討を始めた。
先ず前提となる経済成長率は19年度GDP成長率は1・5%と可成り強気の予測。
現在の年間換算のGDP成長が1・0%程度で低迷して居るので可成り強気観測。
この成長率で19年10月の消費税増税でも景気の足を引っ張る事はないと判断した様。
増税に対する景気対策は別枠で予算を繰り込むとの事。
是では折角増税で財源確保しても元も子もないのではと言われそう。
前回消費税8%への引き上げでは5兆5千億円規模の対策を講じて居ます。
今回は軽減税率・教育無償化等で2~3兆円規模の対策になる見込み。
取らぬ狸の皮算用で、2%増税で約9兆円の増収と見て居る様だ。
政府は19年度予算で人材投資等の看板政策に手厚く4兆円を超える特別枠を設ける方針。
是では予算要求総額は100兆円超えの公算が大きい。
折角の増税が何だったのかと言う話しになりそうですね。