日銀が市場の金利を押し下げて、企業の設備投資や個人消費拡大のため市中銀行に対し預け入れに
年0・1%の手数料をとるマイナス金利は今日から始まります。
市中銀行としては借り手のない資金を日銀に預けて日銭を稼ぐのは常套手段でしたが、それが今後は
逆に手数料をとられては銀行収益を圧迫して来ることは必定ですね。
日銀はマイナス金利適用は10兆円から30兆円に抑える銀行が負担する年間手数料は数百億円に
抑えたい意向との事。
現在日銀に預けられている民間銀行の当座預金は残高は260兆円。
この内昨年までに預けられた210兆円には従来通り年0・1%の金利を適用する。
市場ではマイナス金利に対応し長期金利の急落や住宅ローン金利引き下げが始まって居る。
マイナス金利は民間銀行には痛手でも、カネを借る庶民ににとっては朗報ですね。
日銀はマイナス金利や大規模金融緩和で2%物価上昇目標の早期達成目指す意向との事。