参院選で必勝・自民党決起大会

昨日行われた自民党政権復帰後初の党大会は、今夏行われる参院選必勝決起大会の
様相だったとか。

この処安倍首相は、順風満帆の感で、ＴＰＰ協定交渉参加表明・大胆な金融政策の
司令塔となる日銀人事は、思いの儘国会承認を得ました。

アベノミクス効果で円安株高傾向でどうやら経済も持ち直しの兆しが見え始めた。

首相が税優遇政策等をちらつかせて企業への賃上げ要請は、功を奏し次々と増額や
雇用拡大する会社も出てきた模様です。

懸案の衆院選挙改革も比例定数一部を中小政党優遇枠を作り連立相手の公明党の賛同
で纏まる公算が出てきました。

此で益々張り切る安倍首相は「世界の真ん中で日本と云う國を咲かせよう。そのため
参院選完勝し誇りある日本をとりもどすそう」とこの大会で決意の程を現しました。

この自民党大会で決定された主な２０１３年運動方針は次の通りです。

今夏の参院選で公明党と参院の過半数を獲得し「ねじれ国会」解消する。
自主憲法制定取り組み加速させる事。
領土・領空・領海を守る防衛力強化。
事前防災のためにも国土強靱化推進。
東日本大震災復興は最優先に取り組む。
ＴＰＰ交渉は、政府と一体となり強い姿勢で臨む。
大胆な金融政策を実現し、財政政策・成長戦略と併せ経済再生を図る。

誠に結構な運動方針ですがこの大会はあくまで参院選決起大会の様相が強く、安倍首相は
参院選立候補者一人一人をステージに上て堅い握手をすると言う気の入れようの演出を
しました。

ただ公明党山口代表は、大会来賓挨拶で「奢り高ぶるな」とやんわり憲法改正につっ走る
安倍首相に釘を刺したのが印象的だったと報道されて居る様です。