日々好日

さて今日のニュースは

休眠預金活用方針案決まる・人の財産を勝手に流用して良いかの説もあるが・・

2018-02-01 07:33:44 | Weblog

内閣府は10年以上金融機関からお金の出し入れがない休眠預金の活用
に向けて基本方針を纏めたそうです。

休眠預金とは、銀行等金融機関に預けた儘、忘れたり・死亡したりして
10年以上出し入れの確認が出来ず本人とも連絡が取れなくなって居る
預金の事で、年間700億円程度発生し、金融機関の貴重な収入源の
一つとなって居る。

恐らくどなたも金額は少ないが休眠預金の一つや二つは持って居るの
ではないか。

2016年議員立法で休眠預金活用法が成立し、今年1月からいよいよ
施行されます。

内閣府はこの休眠預金の活用の基本方針案を取り纏めたとの事。

幾ら預金の出し入れがないからと勝手に他人の財産を処分するのは
如何なものかと言う意見もある様です。

ただ預金者の権利は永久に失われず、金融機関に申し出れば何時でも
全額払い戻しは可能とされた。

利用されない預金は何とかしないと、どうにもならなくなります。

そこで基本方針案では10年以上放置された預金は預金保険機構を
通り、指定活用団体に移す。
全国に設置された、資金分配団体が各地のニーズや実情にあわせて
助成・融資先を審査・決定する。

なお、資金が適切に使われ居るかどうかを預金保険機構と指定活用
団体は監視する事とする。

支援先は、児童養護施設に入所する子どもの進学支援・障害者の
雇用促進・過疎地の雪下ろし事業等に取り組む団体が想定される。

ただ資金の使い道を限定するのは拙いのではないかとの意見で
福祉・地域活性化に取り組むNPO団体・ボランティア団体等の
行政支援の対象になりにくかった民間公益活動に助成・融資する。

2019年の秋から運用開始を目指すとの事です。


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