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パナマ文書で税逃れ800兆円発覚G20制裁検討大騒動に

2016-04-23 06:25:50 | Weblog

税金逃れの手助けをして居たパナマの法律事務所の極秘文書が突然ドイツ一地方紙に
すっぱ抜かれ世界に衝撃が走った。

税逃れの嫌疑が掛かったのは中国習主席の義兄とか、ロシアプーチン大統領の知人や
キャメロン英国首相・アルゼンチン大統領・サウジアラビア国王・有名サッカー選手
俳優ジャツキイーチェン等々有名人の名前が挙がった。

日本では警備大手のセコムの創業者を含む400の個人や企業が利用して居る事が判明。

このパナマの法律所は税金逃れのペーパカンパニー設立を請け負って居ました。

世界の租税回避出来る数十ケ国に、設立されたペーパーカンパニー21万社。
設立に関する書類は1150万通と云われる膨大なものです。
今回はその一部が流出したものです。

800兆円が租税回避地に流れ各国の損失は最大26兆円と推定される。

我が国の1年間の国家予算の4分の1に匹敵する額です。

政治家や富裕層等の狡猾さがクローズアップされ今非難の的になって居る。

この法律事務所は取り扱う関係でセキュリティーの堅さは定評だったらしい。
それが何故か易々とハッキングされドイツの地方紙に暴露されたのは何故か?

誰かを陥れ様とした策謀との説もある。

謎のままパナマ文書は一人歩きしています。

G20財務相・中央銀行総裁会議では国境を越えた税金逃れを阻止するため租税回避地
に強い圧力を掛ける方針を決めたそうです。

税の透明性に非協力的な国には制裁を検討すると云う強い姿勢です。

ただ例え税金逃れでも入って来る外資が頼りの国が存在するのも現実です。

本音と建て前で何処まで遣れるか、今の処不明ですね。

暴露された大物達のあわて振りが見ものですね。


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