kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

心配性?

2008-05-13 | 陸上競技
私は基本的にかなり心配性だと思います。陸上に関してだけかもしれませんが…。遠征なんかの荷物はだいたいでいいやーという感じですが、出した指示がきちんと伝わっているのか、何度も確認します。「しつこい」というくらいですね。

様々な部分細かく言うので選手は嫌がると思いますが、完全に自主性に任せられるほど器が大きくないので(笑)。気が小さいのかもしれませんが、安心して関わる事は少ないですね。今日も帰宅した後、怪しいと思ったのでもう一度、やるべき事を全員にメールしました。送っても確認してもやるのは選手自身なので結局は自己満足なのかもしれませんが、それでもやらなければ不安が残りますからね。そのメールで「やらないといけない」という気持ちになる選手がいれば意味があります。本当は全員が「言われなくても当たり前だから…」と思うレベルでなければいけないのですが、なかなかそこまでいきません。

ある意味「関わり過ぎ」なのかなとも思います。しかし、やらないで失敗するよりもきちんと指示を出してミスを無くす方がいいと思います。信じている部分はありますが、やはり安心はできませんから。試合の時にも練習の時にも細かく言います。

完全に性格的なものですが、「そういう部分が指導に向いている」と言われます。全て選手に任せられるなら指導者は必要ありません。きちんと対応していく方法を伝えていく必要があるのです。何度も書いていますが、最終的には「選手自身」の問題です。言われていることをやらないで失敗するパターンを何度も見て来ています。選手自身も「細心の注意」を払わなければいけません。こちらの想いを感じて欲しいですね。

しかし、不安だ…。いろんな事が(笑)
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感覚的なこと・・・

2008-05-13 | 陸上競技
先日選手から「あるblogと書いていることが似ている」と指摘されました。確かに自分でも思います(笑)。別にマネをしているということはないと思います。もちろん影響を受けている部分はかなりあると思いますが、意識的に同じ事を書こうとする部分はありません。同じような考え方の部分があるから様々な部分で関わりが出てくるのだとは思います。よく面倒を見てもらっていますし(笑)

言っていること、求めていることが似ている・・・。これはどういういことなのでしょうか?その選手は単に「似ている」という部分だけを指摘したのではなく、共通する「大切なもの」を理解しようとしていると思います。世の中には「他人の考え」をまるで「自分の考え」のように言う人もいます。それは「本質」を見ようとせずに、表面的なものを真似るだけなので何もプラスにはなりません。私も高校時代や大学の前半はほとんどが「真似るだけ」でした。指導者がいなかったのもあり外部からの情報に左右されていた気がします。「○○大学がこんな練習をしている」と聞けば意味も考えず取り入れる。学生時代だったらまだ可愛いですがこれが指導者になってからだと大きな問題だと思います。恥ずかしい・・・。

練習のことだけではありません。「求めるもの」が何かを誰かのマネをしても意味がありません。本を読まなかったり他の人の話を聞かない人間は絶対に「自分が一番」という感覚から抜け出せません。それはそれで「幸せ」だとは思いますが・・・。周りからどう思われても関係ない(気づかない)ですからね。私の感覚的にそれは「耐えられない『恥』」です。調子に乗ってこうやってblogを書いても、結局は他の人の意見の受け売りだとしたら恥ずかしいですよね?!もちろん、様々な方々の影響は受けます。その中から様々なエッセンスを自分なりに解釈して自分のものとして形にしているつもりです。私は「考える」を最優先していますから、それから逸脱する部分はできるだけ排除したいと思っています。

練習に対する取り組み方などもその部分が出てきます。指導方針などが同じ指導者というのは感覚的に近いので話をしても勉強になる部分があります。ほとんどの方は研究熱心ですし、学ぼうとする意欲が高い。だから私も自分を高めなければいけないと思います。全く同じ事はできませんし、考え方に関しては同じになるということは基本的にはありません。いつの間にか似通ってくるのだと思います。

たまたまblogで考え方を公表していますが、ほとんどの場合以前から同じ考え方をしています。blog見ていくと「考え方に一貫性がない(すぐに変わる)」ものもあります。それは「考えていない」のだと思いますね。模倣(真似)です。私は結構同じ事を言い続けていると思います。しつこいくらいに・・・。こういう性格なんでしょうね。

練習に関しても同じですが、「本質」は変わらないと思います。それぞれ伝える手段や方法は違っても「本質」は同じだと思います。やるべき動きは同じだけど練習で使う器具が違ったり方法が違う可能性はあります。「脚を上げる」「地面に接地する」というのは走る作業としては同じです。それ以外のものはありません。そこで意識するポイントだけをしっかりと理解させていけばいいと思います。小学生でも走るだけならできますからね。「違い」は何か?昨日も近辺の中学生が練習でドリルみたいなことを真似てやっていました。しかし、これでは・・・。最も基本となるべきものを見極めていかなければいけません。ここができない練習は無意味。同じ事をやるにしてもどれだけ「ポイント」を理解して、そこを意識して集中するかにかかっています。補強にしても同様。「やるだけ」の練習には意味はありません。

偉そうなことを書きますが、「やるだけ」「マネするだけ」の練習では、たまたま意識できた選手が伸びることはありますが、元々走力がない(運動能力的にそれほど高くない)選手は伸び悩みます。ここに結構な差が出ると思います。別に私が優れているという気は全くありませんが、そこは絶対条件だと思います。もちろん、うちの選手でも他の指導者が見れば更に伸びるのかもしれません。しかし、それに何の保証もありませんから。だから目の前の選手をきちんと伸ばしていく責任があるのだと思います。もちろん、高校から始めたという選手はある程度までは伸びます。全然やっていなかった選手が伸びないということはありえません。そこだけで評価はできないのです。ある程度のレベルまで行ってからは「自覚」と「意志」に大きく左右されます。そこが今の私の最大の課題ですね。まだまだ足りません。

色々と興味深いことがありますね。
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