kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

変化

2008-08-25 | 陸上競技
毎日8時間休みなしで様々な話を聞いています。人生初かもしれません。学生時代は1コマ90分でしたが、集中は続きませんでした。どれだけ頭に残っていたかは不明です。

が、今回の研修、頭にスーッと入ってきます。私の知識自体が増えているので理解できるというのも大きいとは思います。ここ数年間で育ててもらってきたので情報の取捨選択や、理論と実践の結び付きがかなりできるようになっているのではないかと思います。心理学専攻でしたが、生理学の分野もかなり理解していると思います。今回の研修受けている人の中ではトップレベルだと勝手に思ってます(笑)。何回か書いていますが、専門的な話をしたらほとんどの人と話が合いません…。マニアック過ぎて知的好奇心を満たしてくれる人はほとんどいなくて、逆に引かれます(笑)。こういう研修の中で更に自分の頭の中で様々なモノが結び付いていくので更に話が合わなくなると思います。

先程も書きましたが、私の知的好奇心と「実践」を結び付けて話を聞いて、さらに上のレベルをいく人達と関わりを持つことができています。私は育ててもらっていると強く感じます。陸上の顧問になった「経験則」と「知識」に頼った指導レベルのままだったら、今回研修を受けても何も感じなかったと思います。かなり変化してきています。「自分がやってきたことが全て」みたいな考え方だった5年前から比べると「考える」ことができるようになったと思いますし、「知識」が独り歩きせずに「本質」をとらえようとする姿勢は身についたと思います。

どこまで自分自身を高める事ができるでしょうか…。様々なモノを吸収したいという欲求が高まっています。ある程度の指導力は身についてきたのでは?と勝手に思ってます。でも目指す人達は次元が違う所にいます。自分を高める努力を続けないと一生追いつけません。

自分のスタイルを作り出すために勉強は止められません。もっと勉強したい。研究職を目指してしまいそうですが、現場は離れたくない。かなりの葛藤がありますが、今のままでは足りません。学びたい。「本質」をもっと突き詰めたい。

座って話を聞きながら強く思いました。こんなレベルで止まりたくない。もっと自分を高めたい…。強く思います…。
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転機

2008-08-25 | 陸上競技
明日は地区新人です。夏の時期ではある程度大切な大会(狙うというわけではなくて)です。まー合宿続きの選手にはきついと思いますが、とにかく感覚を戻す事と疲れている中でどれだけ走れるかが課題です。

調整する必要は全くないと思っています。さっきも書きましたが、合宿最終日にオールアウトするまで使い切って、身体的にも精神的にも追い込んでいます。勝ち負け云々ではなく課題を見つけられるかが大切です。

とはいえ、やはり気にはなります。数日間全く走るのを見ていません。メールで確認をしますが、細かい指示は出せません。

以前から「選手はkanekoに依存している」と言われる事が多かった。確かに困ったら私に頼る部分が多かったと思います。指導者としては関わらなければいけないのは間違いないと思いますが、私が出過ぎる部分があります。もっと見ないといけない部分があるのは確かです。これまでのスタンスと少し変えないとチーム自体の成長はありません。

本来なら私がいてレースを見て修正を加えていかなければいけないと思います。実践から離れている選手が多いですからね。でも、そこを自分達の力で、考えながら何をすべきか取り組む事も大きな意味を持つはずです。大切な大会は私と選手のやりとりの中で力を上げていかなければいけません。1年の中で自分達の力だけで戦う事ができるのはこの地区新人だけです。本当の意味でのチーム力が問われると思います。指導者に依存していてはこれから先の「本当の勝負」では戦えません。

正直、私自身かなり気になります。調整はしていないとはいえ「きちんと走れるかな~」とか、「私がいなくてもチームとして行動できるかな~」と考えてしまいます。私自身、考え過ぎてしまうのかもしれません。やっぱり気にはなります。性格です(笑)。

チームにとって大きな転機になると思います。力は確実に上がっています。今までやってきた事に選手達が自信を持って臨めるか?そこに掛かっています。

私も自立しないといけませんね(笑)。100%気になって講義を聞く余裕はないと思いますが、私自身しっかり勉強してチームに貢献できるようにしなければいけません。まだまだ出来ることはある。上を目指し勉強します。チームもやるべき事をしっかりやって欲しいと思いますo(^-^)o
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理論と実践 続きかな?

2008-08-25 | 陸上競技
えーと、少し怪しいですが続きになる部分を書いてみたいと思います。前の内容とつながりがあるかな~。私の中ではかなりあるのですが…。

今回tabe合宿では指導を任されました。ありがたい事です。練習を始める前に今回の合宿でやるべきことを決めてから実施しました。技術的な部分、何故このような動きを意識するのかも理論的な部分や慣性モーメントの側面から説明をしてから練習をしました。意図的です。合宿の最初のミーティングで「取り組み方」について話をしているので、「何かを得よう」と思うものは絶えず意味を理解しようとします。ここで「やるだけ」の選手とは大きな差が生じます。意識が高い者は1つ1つを意識してやるので、理論的なサポートも必要です。

この部分とは別に「やっているうちに自然に身につく」という練習方法があります。強制的に意識させる練習方法です。全ての動きが意識したらできるわけではありませんから、こちらが準備して身につけさせる必要があります。ここが実践の中から生まれてくる部分です。「考える」から見えてくる。単純に「○○がやっているから」では、本来の意味とは違う部分を身につけてしまうことになります。

全てには流れがあります。単純に走って終わりではなく、何かを身につけさせるために技術的な練習の後に走練習をするのです。ここも説明をしてから実施しています。一部は100%考えずに、理解しようとせずに「走るだけ」でした。それ以後指導は全くなし。1日目の昼に「フィニッシュまできちんと走る。1m手前でスピードを落としたら、10本で10m差がつく。少しずつの積み重ねが大きな差になる。」とkida先生から話があったにも関わらず、集団の後ろの方は5m手前からスピードを落とす。話になりません。こんな取り組む意識だから「理論」なんて理解はできません。頑張り方を知らないというのは残念ですね。

合宿最終日、かなり長い坂を走らせました。ここに「理論」や「効果」は存在しません。別の「大切な意味」があって実施しました。もちろんその意味は事前に選手に話してから走らせました。自分と向き合う事…、ここがこの合宿の最後のテーマでした。理解できる者は理解しています。だから強くなるし、人間的な成長がある。実践の中から感じてやらせた部分です。雰囲気でやらせているわけではありません。中国選手権や地区新人だけを考えたら、最終日の練習はやり過ぎです(笑)。オールアウトして倒れていましたから数日で回復して走れるはずはない。特に中国選手権は無理でしょう。
しかし、「合宿」だからできる事があります。このタイミングで自分自身が「本当に強くなりたいか」という気持ちがあるかを確認する必要が今後につながると思います。

全てに意味があります。私の行動にも必ず意味があるのです。それに選手が気付けるかどうかどす。うちの選手で理解できない者は必ず「同じ事を繰り返す」と思います。自己責任です。こちらが何を思ってメッセンジャーを送り続けるか?理解して欲しいですね。「本質」が何か??ここが大切です。
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理論と実践

2008-08-25 | 陸上競技
スポーツには様々な理論的なモノが存在します。技術的なモノ、生理学的なモノ、バイオメカニクス的なモノ等々。研究が進んでいくにつれ新しいものがたくさん出てきます。
現在、その「理論的なモノ」をひたすら勉強しています。半強制的に(笑)。意味があるかどうかは別にしてしっかりと学ぶ経験が少ないので、有意義に使いたいと考えています。講義を受けながら感じた事があるので少し書きます。

理論的なモノと実践的な部分から感じた事。うまく結び付く部分もあります。ここが非常に大事です。基本的に「考える」事が好きなので時間があればひたすら考えています。一般的にみて「とりあえずやるだけ」の指導者が多いのは間違いないと思います。「他校がやっているから」「強い選手がやっているから」という理由であまり考えずにやっている指導者もいます。先日「○○の流しが速かったからうちは流しのスピードを上げた」という話を聞きました。「本質」とは離れています。ここには大切な示唆が含まれていると思います。「走るだけ」の流しには意味がないのは確かです。コントロールできる流しは

高校生レベルだから「練習をする」だけで強くなると思います。技術的な指導が適当でも走っているだけで伸びます。投擲は技術的な要素が高いので指導者の能力によって確実に力の差が出ます。能力を生かし切らない投擲選手はもったいないですね。

話が反れましたが、「モノマネ」だけでは「本質」がつかめていないので効果が上がりません。やるだけで終わってしまう。何故その練習をやるのかがきちんと説明できるかどうかです。「とりあえずやっている」では意味がありません。話を聞くと「今までやっていたから」とか「○○がやっているから」という理由で実施している事が多い。自分なりの意味を付けたり、その場しのぎの説明は出来ますが「本質」とは離れているため、本当の意味での「効果」は得られないはずです。

勿論現場から感じた感覚的なモノも重要です。雰囲気とかではなく、練習を見ていて「これは効果ないな」というのは判断出来るはずです。たくさん走って練習後にぐったりしていたから良い練習だと思っている指導者もいると思います。狙いがあって追い込むのか?ここが大切ですね。女子がグダクダになって走る姿を見かけます。女子のタイプを考えたらどんな練習が効果的か分かる気がします。

長くなりそうなのでまた別に書きます(笑)。中途半端ですね(笑)。
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