kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

道後山合宿 最終日

2008-08-10 | 陸上競技
ついに初の県外合宿も最終日。今年の夏のテーマは「勉強」ですから、様々な事にチャレンジして多くの事を学びたいと思っています。
選手も同様です。チャンスを与えてもらっているのだからそれを生かさないといけません。

今日は坂を使って短い距離での走り込み。うちの選手の行動の遅さにこの合宿で初めてキレました。何をしにきたのかを考えないといけません。C高校とな「力の差」を痛感して帰る事が課題です。それなのに行動が遅くて他校の男子と一緒に走っていました。全くもって無意味です。C高校はかなり行動が早く、セット間の休みが終わる5分前にはすでに集合しています。他校の男子よりも早いので一緒に走るためには自分達もかなり早く動かないといけません。遊びに来たわけではありませんし、普通に走り込むだけなら単独でもできます。問題です。4人しかいないので大人数と対抗するのは非常に大変な事です。それでも学ばなければいけません。

昨日は人数が少ないからといって自分達のスタイルを崩すのはおかしいと話していました。周りが声を出さないので自分達も声を出しませんでした。さんな雰囲気でなかったというのもあると思います。どこで練習してもやることは同じです。甘いですね。今日は体操からかなり声を出していました。やればできるのにやらない。これでは競技レベルはあがりません。うちの選手が声を出し始めたので周りの選手も声を出すようになりました。もっと早い段階からやるべきだったと思います。

何をしにきたのかを意識させてからは当たり前ですが、C高校に混じって走りました。そのためにきているのですかは当然です。「力の差」を感じる事ができたはずです。

まだまだこの辺りの行動に課題が残ります。自分達の事で精一杯になってしまって周りが見えなくなります。ここが一番の課題だと思います。自分から積極的に動く事ができなければ本当の意味で強くなりません。誰か一人をマークして何かを吸収しようとする姿勢が必要です。短い距離では勝てないかもしれません。それでもくっついて行って嫌がられるようでないと。

合宿は無事終了しました。私は冷静に見ることができて、うちの選手の良さと悪さが把握できました。経験としてはかなり得るものがあったと思います。このようなチャンスを与えて頂いたことに感謝です。次につなげていくためにしっかり考えていかなければいけません。精神的・肉体的に少し回復したらまた書きます。さすがに疲れました…。良い合宿だったと思います。学んだ事を生かして欲しいですね。
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道後山合宿 2日目

2008-08-10 | 陸上競技
山の天気は崩れやすく、カミナリが鳴り続けていました。恐ろしい。

午前中はドリルとミニハードル。ポイントをどのように意識して取り組むかが大きな課題です。いつもは指導にかなりの労力を使うのでゆっくり余裕を持って練習を見ることができませんが、今回は指導する事がないので他校の動きと比較して見ることができました。ドリルに関してはkida先生と話をしないといけないですね。文章では上手く表す事ができませんが、動きとして「見た目」の部分が強調されていました。なかなか興味深い話です。意図する動きができないというか、言葉だけをとらえて動く選手が多い。力の差もあるとは思いますが…。

午後からは走り込み。最近のうちの練習パターンとは対極にある内容でした。が、走れる事が判明。長い距離のテンポ走でしたが、短長は遜色なく走れていたと思います。クロカンコースを使って走っていたのでフィニッシュが遠すぎて見えませんでした(笑)。長い(笑)。強豪校の選手達は全力ではなかったのかもしれませんが、全くついて来れない選手もいました。練習はC高校の選手が2人とうちの選手3人がトップ集団で争っていました。C高校の主力選手は国体合宿で別メニューですが、マイルメンバーと一緒に走れた事は経験と自信になります。うちの選手は「相手は本気ではない」と言っていました。63~64秒台の選手層はついてこれなかったのだけは確かです。C高校の先生も「3人がうちの選手を囲んで走っていて面白い」 と言われていました。少しは力がついてきた感じです。

短短に参加した選手、全く動きません(笑)。それでも良いから走らせました。崩れるとかいう次元ではなく今は「走る」事を最優先します。完全な走練習不足ですから、走れるはずはありません。質の高い走り込みに参加して、「強くならないといけない」と感じてもらえるだけで十分です。新人まではあと1ヶ月以上あります。うちで一番強いのは間違いない事実だと思います。ここを乗り越えて欲しいですね。疲労骨折して痛みが残る中で練習再開、3日後に合宿ですから…。ひどい顧問です(笑)。4週間近く全く走っていなかったのでかなりしんどいと思います。それでも最後までやりとげたのは大きいですね。初日の走練習で全身筋肉痛だったみたいですし、痛みも出ていた中で良く走りました。

この手の練習はかなり意識の差が出ます。こなすだけの選手もかなりいました。ジョグなんじゃないかというスピードレベルでしたし。競技レベルと練習内容はきちんと見極めないといけないと感じました。大人数の合宿の難しさですね。選抜合宿とは大きく違います。うちにとってはかなり良い刺激になったのは間違いないと思います。なかなか自分達よりも圧倒的に強い選手と本数を重ねる機会はありませんからね。短短なんて12秒中盤が3人以上いますからね~。ボコボコにやられて気付く事もあるはずです(笑)。

見ているだけですが、「違い」もしっかり感じています。「共通点」も。楽しいですね。良い練習になったと思います。
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道後山合宿 最初の走練習

2008-08-10 | 陸上競技
他県の選手と一緒に練習をする。こんな機会はなかなかありません。力云々の問題もありますが、同じ練習をするだけでも違う部分があります。

100mを使っての往復走でしたが、やはり12秒中盤の選手数人はずば抜けて強いですね。うちの選手はトップスピードでは太刀打ちできません。持続系になると差がつまります。先頭集団(3~4人)について走る感じでしょうか。短い距離は無理ですね(笑)。うちで一番スピードがある選手は疲労骨折明け3日(まだ痛みあり)ですから7割くらいでしか走れません。まーそんな状態で合宿参加させるなって話ですが(笑)

他県の選手を見ての率直な感想、「速い」です。なんだかよくわかりませんが「速い」のは確かです。粗削りですが「速い」。詳しくは省略(また書くかも)しますが、かなり「速い」ですね。マイルはBチームの4番手が63秒台と言われてましたからね~。そのレベルと戦うっていうのはなかなか経験はできません。短い距離ではスピードについていくだけで精一杯ですが、本数を重ねると勝負できるようになります。

どうすれば勝負できるかを考えていきたいですね。いつもは指導が中心になるので「観る」事に専念させてもらえるのは良い勉強になります。しっかり観ていきます。
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