kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

原因と結果

2008-08-27 | 陸上競技
久々にまともに選手に会いました(笑)。合宿で指導はしましたが、個別に話をする機会はあまりありませんでした。研修から戻って来たのでやっとチームと向き合う時間ができました。本当はもっともっと関わらなければいけないのですが、今年の夏は様々なモノが重なって難しい状況でした。細かく練習を見て量の調節等をしなければいけないのですが…。

今日はミーティング。全員そろった中で実施しました。最初に2年生に夏休みと昨日の試合を振り返っての感想を話させました。それなりにきちんと考えているようです。自分の言葉で想いを話せました。成長ですね。欲を言えばもっと客観的な意見が出せるといいのですが。

後は私からの話。かなり話しました(笑)。長すぎて記憶に残らないかもしれません…。話の中心は「原因」と「結果」についてです。全ての「結果」には必ず「原因」があります。例えば今回の地区新人、全く調整をするつもりはありませんでした。それは選手にも話しています。通常の大会の4日前にオールアウトするまで追い込みません。合宿はいつもより走り込みの量は少なかったかもしれませんが、通常の大会前の量ではありません(笑)。最終日は意図的に追い込んでいるので、疲れが抜ける前に大会を迎えています。うちだけかもしれませんが…。そんな状態で狙う気はありませんし、狙う大会ではないと思います。あくまで通過点。「走れない」という「結果」には必ず何かしらの「原因」があります。

これは他の事にもつながります。全ての「結果」には「原因」があります。大会当日、足を痛めて走れなかった者がいましたが、間違いなく「原因」があります。合宿中に怪しいと思っていた者が案の定です。「結果」は事前にわかるのです。なぜそう思ったかも伝えました。理解できるでしょうか。

うちの練習量はかなり多い。他校と同じケアでは足りないと最初から話しています。その事をどれだけ理解していたでしょうか。補強の大切さについても常々話しています。取り組む姿勢、服装、頭髪、眉毛などの最も基本的な部分ができない者、一時的な「感情」で行動する者はかなりの確率で「失敗」をします。以前ある選手に「ミスをしたらこの日のこの練習だったと思え」と言った事がありましたが、やはり「大きな失敗」をしました。取り返しがつきません。数ヶ月前から「結果」は見えているのです。何度も繰り返して話をしている内容をどれだけ理解しようとするかです。

かなりきつい話もしました。精神的にもかなりダメージがあるかもしれません。それでも「頑張りたい」と思う者がいる限り、スタンスは変えません。変えてはいけないと思います。「やる」といって「やらない」のは裏切りです。本人にその気はなくても「結果」的に仲間や指導者を「裏切る」事になるのです。「原因」を生み出す前に芽を摘まなければいけません。

「歴史は繰り返す」。余程の意識がなければ何度も同じ事を繰り返します。これから先のチーム作りのためにしっかりと土台を固めていきたいと思います。
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