kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

やっぱり雨

2010-07-03 | 陸上競技
土曜日、勉強会を実施するために学校で練習にしました。考査は2日目が終わりあと3日です。6科目ですからきちんと勉強しておけば慌てることはないかなと思います。そのために早めに勉強に取り組ませているのですからしっかりと結果を残して欲しいですね。

朝から天気が微妙だったので、室内での練習を考えていました。サーキットを2セットやってからドリル中心にしようと。サーキット終了後まだ天気が崩れていませんでしたから昨日やった軸作りの確認をしました。最初に目を閉じて片足立ちになり、自分の体重が軸足にしっかりと乗っている感じを確認させました。ほとんどの者ができません。目を開けて片足立ちはそれほど難しくないのですが、目を閉じると自分の感覚だけに頼ることになります。かなり難しい。できていないことを確認してから今度は地道に軸作りのドリルをしました。体重がどのように移動するのかを把握させないといけません。前の記事にも書きましたが「できる者は何もしなくてもできる」というレベルです。中学時代から12秒前半で走ったりするような選手にはこのような細かいことをやらなくても間違いなく速いと思います。「速い者は何をしても速い」のですから。しかし、それほど速くなかった者を速くするためにはやるべき事がたくさんあります。こういう地道な積み重ねのみが唯一の手段なのではないかと考えています。

軸作りをした後は少しだけドリル。脚運びです。直線的に運べない者がいるのでその部分を改善していく必要があります。上級生はある程度の水準まで来ていると考えますが、実は十分ではない。だからこそ繰り返し繰り返しやっていきます。積み上げ方式ですが積み上げていると思っても本当は自然と消えてしまっている部分がかなりあります。時間はかかりますが少しやりました。その後もも上げ、各自でショートという流れにしました。走るスペースが全くなかったのでそれ以上のことはできません。rinaが中国以来かなり動きが軽やかになっています。ちょっとレベルが上がった感じです。ある程度ショートを繰り返していたら「これでもか」という位雨が降り始めました。これにて屋外での練習は終了。不可能でした。

20分程度で階段サーキットを実施しました。今週は2回目(笑)。短時間で身体を動かし続けるというのはこちら側の工夫でなんとでもなる気がしています。スペースが無くても与えられた環境でどうするかを考えていけばなんとなくできることが見えてきます。もっともっと真剣に考えていけば私も成長できると感じています。ある程度の練習形態のパターンができあがっていますが、見直すべき部分は見直していき効果が上がる練習をしていきたいと思います。階段サーキットは楽をしようと思えば楽できます。補強で手を抜けばいいのですから。しかし、雰囲気が違いますから自分一人でやるのとはかかる負荷が違います。この雰囲気の中で手を抜くのはほぼ不可能です(笑)。全体を半分に分けてやりますから、自分がやっているときには他の者が見ています。まー自分のためにやるのですから手を抜く者がいるというのはチームの方針とは違います。自分達できちんと追い込むことができるチームでなければいけません。マネージャー不在のため私は故障明けのmikiのエアロバイクにつきあいました。短時間でしっかりと乳酸を溜めながら身体を動かす。こちらも効果的です。1台しかありませんからそれを上手く使っていくと面白いかもしれません。階段サーキットもエアロバイクも終わった瞬間は汗だくでした。それだけ動かせたということです。

最後にウエイト。ベンチとスクワット、クリーンで終了。基本的な部分だけにしました。トータルで2時間半くらいやったでしょうか。もう少し落としても良かったのではないかという気もします。テスト週間ですからね(笑)。前の記事にも書きましたが、それ以外の時間が有効に使えれば間違いなく勉強も効果が上がります。練習したから勉強ができないという言い訳はさせたくありません。昼食を取ってからあとはひたすら勉強です。自分でやるしかありません。必要に応じて手を貸しますが基本は「自分でやる」。自分のために自分で努力する。こういうのが今後に必ず生きてきます。練習だけ、勉強だけではダメ。全てはつながっていますからね。何かが疎かになると他のことも疎かになります。やるからには全力で。しっかりと取り組ませたいと思います。
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少し走る

2010-07-03 | 陸上競技
金曜日、期末考査2日目でした。この日も考査は2時間でしたから終了後身体を動かすことにしました。土曜日以降またも天気が悪いみたいだったので少しは走っておく必要があると感じました。ここ最近はどうしても勉強主体ですからなかなか走練習ができません。短時間でやるという最も苦手な練習形態ですから(笑)。

練習はサーキットを1セット実施してからすぐに軸作りのドリルをしました。先日から書いていますがもう一度原点に戻って動きを作る前の段階をきちんとやりたいと考えています。時間の関係でなかなかできなかった部分ですがうちのような普通の選手が集まってくるチームでは「感覚作り」というのも必要になってくると感じています。動作法という運動療法(?)が肢体不自由者の身体の感覚作りにあります。これは運動選手にも当てはまる部分があって「地面を踏めない」「体重を乗せられない」というのが一流選手でもあるようです。自分の身体のコントロールというか感覚が身についていないのです。だからうちがやるわけではないのですが、繰り返し自分の身体を使っていくことで身につく部分というのもあると思います。

それからはスティックを使ったもも上げからRunへという流れで。繰り返しになりますが最近は走練習が不足していますから短時間でも走らなければいけません。ショートを数本やってからあとは折り返し走。学校で練習するときは長い距離がとれません。120mですら取れませんから短い距離でバーッとやってバーッと終わる感じにしています。狙ったかのようにこの辺りから雨が激しくなってきたので1セットで終了。まーこれはこれでいいかなという感じですね。速い遅いではなく身体を動かしておくという位置づけでしたから。それでもrinaはインターハイがあります。他の者が刺激を与えなければいけないと思います。まだまだ弱い部分がありますね。悔しかったら強くなるしかないのですから。

最後に全体に投げかけをしました。中国大会からもう2週間が過ぎ去ろうとしています。人間は忘れていく生き物です。あの時の「悔しさ」や「覚悟」も時が過ぎていけばいつの間にか忘れてしまうのです。だから本当に強くはならない。与えられている時間をどう使って強くなるのか?ここは各自がきちんと理解しなければいけません。時間の使い方は本人次第なのです。与えられた練習時間の中でどれだけ強くなろうと最大限の努力ができるか?ここがきちんと理解できていないと同じ事を繰り返します。何度も何度も同じ事を言わなければ意識できないようでは「やらされている」ということです。自分のためにやっているという感覚が芽生えればどんな状況でも最大限の努力ができます。部活をやっているから勉強ができないというのは「逃げ」だと思います。
テスト週間中でも身体を動かします。他の者は家に帰っているかもしれません。しかし、その中で本気で勉強できている者がどれだけいるのか?ダラダラ過ごしている者よりは練習をきちんとやって、切り替えて勉強するというメリハリのある生活ができる方が確実に成果が上がります。勉強も陸上も同じなのです。どれだけ真剣に取り組めるか?それが自分のためになるという自覚を持たなければいけないと思います。

「悔しさ」を晴らすためにやっているわけではありません。中国大会での自分を越えるためにやっているのです。これまでと同じ意識レベルでは越えることはできません。越えるためには覚悟を持ってやるしかない。そう思っています。

時間を最大限に有効に使って取り組んでもらいたいですね。
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