kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

混乱の中で

2011-05-23 | 陸上競技
土曜日、練習はほとんど見ることが出来ませんでした。専門練習が始まってすぐにアクシデントが発生したためそちらに付いていきました。あらかじめ練習メニューに関しては指示を出していましたからある程度は問題なくできるはずです。こちらも練習に気を配る以上に大きな問題点に直面していましたからそれくらいは自分達でやれなければ困ります。唯一心配が人数が多くなっていたので接触事故等が起きて更なる怪我が発生しないかという部分でした。

戻った時にはほぼ練習が終わりかけていました。短短が150m、あとは全体で走ることにメニューが1本残る程度でした。選手達にも少なからず混乱と動揺が見られました。当然ですが。「自分達のやることをきちんとやる」という事だけは話しました。女子の150mはかなり動いていました。一時期の不調は脱したと思います。長かった…。少し休んで短長は250mと短い距離を組み合わせて走らせました。この練習がどこまで出来るかでマイルは戦えるかが見えてきます。250mだけではなくその後の走りが大きく左右してきます。戦う気があるならしっかりと走れるはずとだけ伝えてスタートさせましたが、オープンということもありよく走れていたと思います。タイム自体はほぼ昨年と同じレベルでした。あとの150mの強さが課題とはなりますがこれまでと比べて遜色ないスピード維持ができるようになってきています。これまでの経験上、1週間前のポイント練習がきちんと出来た時はレースでも大きな崩れはありません。こちらが考えているレベルで走ることが出来ます。戦えるレベルに来たかなという感じです。
最後に全体を集めて話をしました。先程転倒した者の状態を伝える必要がありますから。前腕の骨折のため県総体の出場は厳しくなる。この大会を目標にやってきたが、スタートラインに立てないまま終わってしまう。その事を感じ取れるか。チームメイトの苦しさ、悔しさが感じ取れる人間になれと話しました。
また、少なからず何かが起きる予兆はありました。ここ最近の男子の「調子の乗り方」は目に余るものがありました。大きな声を出したり、追いかけっこをしたりと落ち着きがありませんでした。このような状態の時には何かが起きます。だからこちらからある程度厳しく話をした矢先の出来事でした。残念な事ですがこのような予感はかなりの確率で当たります。一気に調子を崩したりする者も同様。何かが起きる前に必ずその原因になることがあるのです。言われているときには分からないものです。実際にダメージはないのですから。それが時間が経過した時に突然やってくる。だからそうなる前にしつこく繰り返し言い続けてきたのです。
こういうモノは落ち着きがない者に直接出るのではなく周りの者に出ることが多くなります。何故だか分かりませんがそういうものです。それがチームとしての大きな問題点なのです。だから全員が同じ方向を向いてきちんとした取り組みをしていく必要がある。真剣に考えないといけないですね。

かなりテンションが低いですが。やらなければいけないことは変わりません。前を向いてやっていきたいと思いますね。
コメント
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