金曜日、この日は生徒は休み。私は午前中時間があるので練習に出ることができました。この日の練習は「冬期練習の進み具合の確認」という位置づけにしていました。現時点でどれくらい力がついているのかを把握することでこれからの「強化期間」の目標が明確になります。通常の練習を見ている限りは「かなり順調」だと感じていますが、それを選手自身がどれだけ感じ取れるかは別問題です。
かなり時間があったのでちょっと練習場所を大きく移動して練習をすることとにしました。冬期に入って一度もタータンの上で走っていないという選手がいますから、その感覚の確認をすることで今の自分の力を感じ取ってもらえたらと思いました。ちょっと時間がかかりましたが全員で移動して練習をすることに。移動時間よりももっともっと大事な要素がありますから、これは致し方ない部分だと思います。
この日の練習は走り込み云々ではなく「感覚の確認」が最優先。走る前の段階にかなりの時間を使いました。通常の練習では色々と道具を使って身体を作ります。しかし、実際のレースの時はそのようなことはできません。身体ほぐしや感覚づくり、ドリルなども道具を使わないでやらないといけないのです。その対応をしておかなければレースの時どうしていいのか分からなくなります。これでは練習の走りがレースではできない。そこでしっかりと「準備」する「準備」をしました。かなり重要な要素だと思っています。
ある程度やってから各自でカーブから直線への入りを行いました。スパイクを履いてタータンの上で走るというのは本当に久しぶりです。選手は本当に嬉しそうに走っていました。いやー、こういう機会をもっと頻繁に設けないといけないですね。タータンが近辺にないですから簡単には行きませんが多くの方の協力を得てでも移動してやるほうが感覚づくりには大切だと改めて感じました。
その後SDへ。かなり割愛していますが(笑)。スタートもタータンと土では大きく違います。その感覚の違いをもっと自分のものにしてもらわないといけません。これができるようになるだけでも大きく違ってくると思います。全体的に「かなり良いな」と感じました。女子エースがスタートに苦手意識を持っています。この部分が走りに出てしまうのが気になるところです。他の2人が速くなっているというのは間違いない事実です。ちょっと出遅れると負けてしまいます。きちんと出ると差が付きますが、とても持ちタイムの「差」と言えるほどの差は開きません。60mまでで1m差で走れているのだから問題はないと思います。かなり面白いと感じています。
最後にバトン走を行いました。これもカーブから直線へ。見ていて正直驚きました。その前の段階から跳躍選手の動きが抜群に良かったのですがこのバトン走の時のスピードは過去最高でしたね。「え?これで追いつくの??」という感じです。本人も「速い」と実感できていました。これで十分です。見ているとかなり身体ができていて軸がしっかりとしてきました。これがスピードアップに間違いなくつながっています。冬期練習も人一倍やっていた感はあります。これが「実感」として感じられるというのは大きなことだと思います。
女子は6人いますがそれぞれに走れるようになってきています。そのスピードレベルがどこまでかというのはやはり「差」ありますが、以前と比べるとかなり走れるようになってきているかなと。4継の1・2を任せようと考えている2人は1本1本走るたびにかなり疲労していました。「スピードが出るので力を使い切ってしまう」という話でした。もっと楽に速く走れる感覚を身に着けてくれると良いのですが(笑)。他の者も「走れている」という実感を得ることができたのではないでしょうか。十分です。
選手には「時間の使い方」の話をしました。ここまで順調に来ています。スピードが上がってくるときに一番気を使わないといけないのは「怪我」です。温かくなると一気にスピードレベルが上がります。ここで細心の注意を払わないと故障の原因となります。特にこの日は久しぶりにタータンの上で最大スピードを出していますから筋肉にかかっている負担は大きいはずです。これで放置していたら故障します。気を付けなければいけません。
また、シーズンインが近づいています。女子は体重管理を本気で考えないといけません。今の状態ではとても「勝負」まで届かないでしょう。スピードが上がっても「勝つために何でもやる」という「気迫」が不足しているからです。この部分が自分でできるようにならないと一番大切な場面で「勝負する」という話にはなりません。どのように時間を使うのが良いのかをもっと考えてもらいたい。時間ができるから遊びに行くという安易な考え方では「勝負」にはならないでしょうね。そのことがどれだけ考えられるかでしょう。
手応えを感じました。ということで、「強化期間」に突入します(笑)。しっかりと練習を積んでいきたいと思います。「冬期再来」ですね。この時期にどれだけ自分に厳しく練習に取り組めるかだと思います。目標を明確にしっかりと取り組んでもらいたいと思います。勝負できる可能性があるのですからここで妥協はできないと思います。
もうワンランク上を目指して。
かなり時間があったのでちょっと練習場所を大きく移動して練習をすることとにしました。冬期に入って一度もタータンの上で走っていないという選手がいますから、その感覚の確認をすることで今の自分の力を感じ取ってもらえたらと思いました。ちょっと時間がかかりましたが全員で移動して練習をすることに。移動時間よりももっともっと大事な要素がありますから、これは致し方ない部分だと思います。
この日の練習は走り込み云々ではなく「感覚の確認」が最優先。走る前の段階にかなりの時間を使いました。通常の練習では色々と道具を使って身体を作ります。しかし、実際のレースの時はそのようなことはできません。身体ほぐしや感覚づくり、ドリルなども道具を使わないでやらないといけないのです。その対応をしておかなければレースの時どうしていいのか分からなくなります。これでは練習の走りがレースではできない。そこでしっかりと「準備」する「準備」をしました。かなり重要な要素だと思っています。
ある程度やってから各自でカーブから直線への入りを行いました。スパイクを履いてタータンの上で走るというのは本当に久しぶりです。選手は本当に嬉しそうに走っていました。いやー、こういう機会をもっと頻繁に設けないといけないですね。タータンが近辺にないですから簡単には行きませんが多くの方の協力を得てでも移動してやるほうが感覚づくりには大切だと改めて感じました。
その後SDへ。かなり割愛していますが(笑)。スタートもタータンと土では大きく違います。その感覚の違いをもっと自分のものにしてもらわないといけません。これができるようになるだけでも大きく違ってくると思います。全体的に「かなり良いな」と感じました。女子エースがスタートに苦手意識を持っています。この部分が走りに出てしまうのが気になるところです。他の2人が速くなっているというのは間違いない事実です。ちょっと出遅れると負けてしまいます。きちんと出ると差が付きますが、とても持ちタイムの「差」と言えるほどの差は開きません。60mまでで1m差で走れているのだから問題はないと思います。かなり面白いと感じています。
最後にバトン走を行いました。これもカーブから直線へ。見ていて正直驚きました。その前の段階から跳躍選手の動きが抜群に良かったのですがこのバトン走の時のスピードは過去最高でしたね。「え?これで追いつくの??」という感じです。本人も「速い」と実感できていました。これで十分です。見ているとかなり身体ができていて軸がしっかりとしてきました。これがスピードアップに間違いなくつながっています。冬期練習も人一倍やっていた感はあります。これが「実感」として感じられるというのは大きなことだと思います。
女子は6人いますがそれぞれに走れるようになってきています。そのスピードレベルがどこまでかというのはやはり「差」ありますが、以前と比べるとかなり走れるようになってきているかなと。4継の1・2を任せようと考えている2人は1本1本走るたびにかなり疲労していました。「スピードが出るので力を使い切ってしまう」という話でした。もっと楽に速く走れる感覚を身に着けてくれると良いのですが(笑)。他の者も「走れている」という実感を得ることができたのではないでしょうか。十分です。
選手には「時間の使い方」の話をしました。ここまで順調に来ています。スピードが上がってくるときに一番気を使わないといけないのは「怪我」です。温かくなると一気にスピードレベルが上がります。ここで細心の注意を払わないと故障の原因となります。特にこの日は久しぶりにタータンの上で最大スピードを出していますから筋肉にかかっている負担は大きいはずです。これで放置していたら故障します。気を付けなければいけません。
また、シーズンインが近づいています。女子は体重管理を本気で考えないといけません。今の状態ではとても「勝負」まで届かないでしょう。スピードが上がっても「勝つために何でもやる」という「気迫」が不足しているからです。この部分が自分でできるようにならないと一番大切な場面で「勝負する」という話にはなりません。どのように時間を使うのが良いのかをもっと考えてもらいたい。時間ができるから遊びに行くという安易な考え方では「勝負」にはならないでしょうね。そのことがどれだけ考えられるかでしょう。
手応えを感じました。ということで、「強化期間」に突入します(笑)。しっかりと練習を積んでいきたいと思います。「冬期再来」ですね。この時期にどれだけ自分に厳しく練習に取り組めるかだと思います。目標を明確にしっかりと取り組んでもらいたいと思います。勝負できる可能性があるのですからここで妥協はできないと思います。
もうワンランク上を目指して。