kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

本を読もうと思う

2015-01-24 | 陸上競技
色々と考えることがあります。ここ最近「勉強しないといけない」と感じていることがあるのですがたまたまそれに関する本がコンビニに売っていたので購入することに。なかなか興味がわかないかもしれませんが、かなり大切なことだと思っています。



「支援」という考え方を私たちは持たないといけないと思っています。「発達障害」についての知識をどれだけの人が持っているでしょうか?こういう場にあれこれ書くと「差別だ」と批判を受けるのでしょうね。しかし、「表面的な部分だけ」を見ていると実際に他者の成長を促すことはできません。教育は「全てきれいな面だけやればよい」という考え方、「見てみないふりをする」という考え方もあるのかもしれません。ここをもっと見直していく必要があります。

この本の裏表紙にこのような解説が書いてあります。

「アスペルガー症候群とは、自閉症の中で知的発達の遅れがない者をいう。人づきあいが苦手、場の空気が読めない、冗談が通じないといった特性がはあるが、知的な面での発達の遅れがないため、ほとんどのケースで「ちょっと変わったヤツ」と言われるくらいで、見過ごされてしまう。」

全ての面で本に書いていることを当てはめて考えることはない。しかし、「視点」として持っておかなければいけないのではないかと思っています。これは「差別」ではなく向き合う人たちに適切な「支援」が行えるかどうかなのです。「変わったヤツ」で物事を済ませればそれで終わりかもしれません。実際にアスペルガーとして診断を受けていなくても「アスペルガー傾向」というのはあると思います。冗談で話してもそれを本気でとらえてしまう。それが続くと周囲も「え?」となって距離を置き始める。何かコミュニケーションを取るとそれに対して「からかわれている」「いじめられている」と本気でとらえる。この部分の「線引き」は非常に難しいと思います。それでもこういう「傾向」を持っている人たちがいるという認識をしなければいけない。

この本の著者は結婚もして息子さんもいらっしゃるそうです。40歳になって「ちょっと違うな」と思って医師の診断を受けて初めて「アスペルガー症候群」だと知ったとのこと。このようなケースは「稀」だと思います。自分自身で認識して自ら医師の診断を受けるというのは難しいですからね。「空気の読めない発言をする」というような人はどこにでもいます。それがたまにであれば「空気を読めよ」という笑い話になって終わりなのかもしれませんが、毎度のことになると周りは距離を置き始めてしまいます。どのあたりからが「アスペルガー症候群」として判断されるのかは分かりませんが・・・。

真剣に色々と勉強してみようと思っています。アスペルガー傾向というのは実は誰にでもあるのかもしれない。私自身にも。その度合いが大きくなると医師への相談が必要になるのかもしれないですね。「支援」という視点を持つためには自分自身が基礎的な知識を持つ必要があります。繰り返しになりますが「差別」をするために本を読もうと思っているわけではありません。必要なのは「支援」です。アスペルガー傾向のある人たちと関わるためには「知識」が必要です。サポートしていくために多くの知識が必要になります。

こう見えてもそれなりに考えています。
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短い距離

2015-01-24 | 陸上競技
木曜日、この日は久々に練習を最初から見れるのではないかという感じでした。そのため朝練では基礎的なことを。多少雨がぱらついていたので軒下で練習をすることに。午後にドリルから入って走りたいと思っていたのでその場での脚運び等を実施しておきました。膝と腰の動き。これは基本的な部分ですがなかなか感覚がつかめません。脚だけが動いてしまったり腰だけを進めようとしておかしな動きになったり。時間がかかるのだと思います。私がイメージしている動きがなかなかできません。ここは考えないといけない部分なのかなと感じています。工夫が必要です。

練習でやりたいことを考えていました。が、この日も放課後会議でした・・・。うーん、ほぼ毎日のように会議があります。仕方ないと言われたらそれまでの話ですが多すぎる気がします。それにより私自身が疲弊してしまい意欲がわかなくなります。「勤務時間内だから当たり前だ」と言われたらそれまでなのですが、さすがにしんどいですね。生徒と向き合う時間がほぼできません。

この日は3年生商業系生徒の「総合実践発表会」でした。これは細かく書いてもなかなか伝わらないと思います。とにかく大変な授業です(笑)。指導する側も生徒も尋常ではないエネルギーを使います。しかし、その効果は高い。「作られたモノ」の中で生徒が活動するのではなく「自分たちで作り上げていく活動」です。他校があれこれやっていると思いますが今やっている授業内容には自信があります。細かい説明をしても何をやっているのか分かってもらえないかもしれないと思います。実際に一緒に指導に携わらないと分かりにくいですから。1年間で様々な体験をします。多分一番嫌がる授業なのではないかと思います。内外的に「何をやっているのか」と言われるのだと思いますが、生徒からきちんと話を聞けば「どれだけ成長しているのか」は分かると思います。「目に見えない力」です。

決まりきったことをやる。これも必要だと思います。が、実社会に出てそれがどれだけ役に立つのか。臨機応変に動けないといけません。学校教育の中ではこういう部分は鍛えられません。「知識」が問われる部分が大きいからです。それよりもっと大事なことがあるのではないか?このことをずっと考えています。部活動にしても学級運営にしても「大切なもの」があると思っています。私のような人間が偉そうなことを書くのもどうかと思いますが。最終的にそれを評価するのは「生徒」です。今現在よりもこれから先に力が問われると思っています。ここの部分がどれだけ分かってもらえるか。大切なことだと信じています。

話があちこち飛んでしまいますが午後は走りました。グランド状態がそれほどよくなかったので短い距離を走ることに。この日もしつこいようですがマーク走を行いました。前半のマーク走です。実際に走れる距離が60m強しかなかったのでこの練習しかできなかったというのもあるのですが・・・。この日のマーク走は全体的にかなり良かったですね。ここ最近のスピードレベルとしては最高だったのではないかと思います。なかなか前に進まない選手、あえて少し広いマークに行かせました。「大きく走る」というのはそれほど意識していませんが腰が進まない、前に進む感覚が弱い、足の落としが強いような選手には「意図的」にマークを広げるというのが有効ではないかと思っています。いつも広くすると「大きく動くだけ」になってしまうので良いことにはなりませんが時には「無理矢理にでも進ませる」ことが必要なのかなと感じています。効果はあると思っています。このバランスは難しいのかもしれませんが良い感じにはまりました。他の者も良かったですね。

本当ならもっと走りたいのですが翌日はロードレース。別にこれを意識して練習を調整するというつもりはありませんが気が付いたら時間が来ていました。長い距離を走るというのは難しいかなと思ったので短い距離を走って最後に補強を少しやって終わり。今週は明らかにトレーニングが不足しています。考え物です。シーズン中とは違いこの時期にどれだけ強化できるのかというのは大きな課題になると思っています。時間をかけて身体を強くしておく必要はあります。

いつもよりも気持ち早く終わりました。私もかなり疲労しています。それだけは確かです・・・。
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