kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

同窓会

2015-01-12 | 陸上競技
土曜日、夜は特別なことがありました。今年20歳になる卒業生、つまり翌日に成人式を迎える卒業生と会うことになっていました。これは卒業する時に約束したものです。成人式の前に一緒に飲みに行きたいね、と。一昨年の夏には一度同窓会を行いましたが、今回は卒業して約2年経つので集まるのは難しいかなと考えていました。

昨年の9月に卒業生の一人が母親となりました。この時誘われてお見舞いにいきました。少しだけだったのですが会うことが出来てその時他の子と「同窓会をやろう」と話をしていました。直ぐにLINEで連絡を回して「やろう!」ということになったのですがなかなか先に進みません(笑)。それぞれ忙しいでしょうから集まるのは難しいですよね。そういうのもあって「成人式の前の日にしよう」と私が投げかけて学級委員だった子に依頼。本人は忙しくて来れそうにないということでしたがあれこれ手配してくれました。感謝。

全員が土曜日に仕事が休みなわけではありません。また、事前に約束をしていたりというのもあるでしょう。話を聞くと翌日の美容院が早朝5時からという子もいました。そんな中でどれだけ集まれるのかなと思っていたら約半分の21人が来てくれました。本当は来たかったんだけどインフルエンザにかかって来れなかったものが2人。残念ですが。

私は卒業生と会えるだけで幸せでした。限られた時間ではありましたが、それぞれの近況を聞くことができるというのは本当に嬉しいことです。時間が許す限り全員と話をしていきました。出来れば写真も載せたいのですが「個人情報」というのもあるでしょうから公しているblogには載せないようにしておきます。一応Facebookには載せたのですが(笑)。

翌日早い子は帰宅していき、数人が残っていたので私は一応最後まで。かなり遅くなりました(笑)。この日の話で翌日、クラスの生徒が新成人代表として挨拶をするということになったようでした。何人かに成人式を見に来て欲しいと誘われていたのですが一応部外者ですから見にいくのはどうかなと考えていました。同窓会の時には「ちょっと無理かなー」と話をしていました。

気がつくと翌日に代表で話をする子からLINEが来ていました。この子は同窓会には参加できませんでした。その子が「成人式が終わってから写真を撮りたい」という内容でした。私の話は聞かなくても良いから一緒に写真を撮ろうと。涙が出るくらい嬉しかったですね。部外者ですが話を聞きに行くことにしました。こういう仕事をしていて幸せだと感じる瞬間です。

本当に幸せな気持ちで眠りにつくことが出来ました。この子達と時間を過ごせたことが本当に嬉しかった。最近、仕事に対してどうかなと思うことがたくさんありましたが少しだけ救われた気がします。この子達の担任が出来たことを本当にありがたく思います。なかなか全員が集まることはできないと思いますがこれからもこういう機会があるといいなと思います。心から感謝。
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予定通りいかない練習

2015-01-12 | 陸上競技
土曜日、練習は予定通りとしていました。天候はそこそこですが風が冷たい。それでも問題はない状況でした。アップはダイナマックスを使ったものに。動きながら鍛えるという部分は以前から変えていません。アップを上手く使いながらトレーニングもする。効率問題だけではなく身体を温めるという効果もあると思います。

ダイナマックスを使う。これも走りなつなげるためです。が、見ているとそこが出来ていません。投げるだけの動きになってしまう。狙いとする部分が出来なければ本当の意味はなくなってしまいます。腕だけで投げてしまうというのはトレーニング的な要素があるかもしれませんが、狙いとは異なってしまいます。気がついたら終わってしまったので次の機会に細かいことをやることにしました。

その後はハードルを使ったドリル。前日に行ったものと同じようにやっていくのですが少し感覚が良くなっている感じがありました。重心の移動と足の切り替えを一緒にやっていく。これがなかなか難しい。ハードルの距離を設定しながらやっていきました。基本は狭いものから広いものにする。その中で感覚を作っていくのが狙いです。なかにはやるだけになってしまう選手もいます。ここに何とかして意識付けをする。それは工夫という部分なのかもしれません。もっとできることを見つけてやっていきたいですね。

あまり基本的なことばかりやるのもどうかと思うのですが走りにつなげていくためには絶対に必要だと思います。走りにつながらないドリルをやり続けるのはよくない。どこかの学校がやっているから。それもドリルの導入の理由の一つだと思います。しかし、それだけではありません。見ていて効果があるというものや目的を指導する側が考えてやっていくことも必要だと考えています。それ以外の時間もかなり使っているので問題はないと思っているのですが(笑)。

走練習をやろうと考えていました。最初にバトンの並走。が、この段階で走れません。走れないというのが「スピードが出ない」というのではなく本当に走れないのです。うーん。昨年は冬期練習で故障者は出ませんでした。部員が6人しかいなかったからそれなりの緊張感があったのかもしれません。毎日のように口うるさくケアについては言い続けていたのも影響したのかもしれません。日曜日から火曜日まで学校。その前は年末年始で休みにしています。本格的にやったのは合宿の三日間。水曜日は休みにして木曜日もほぼレストのようなメニュー。金曜日は少し走りましたが追い込みまくって怪我をするといところまではやっていなかったと思っています。

並走をすると男子は半分が動きがまともに作れない。一人は秋のシーズンが終わってからずっと足を痛めています。本人はすごく真面目なのですが動きの問題もありかなりダメージが残ります。身体のケアと同じように動きを変えていかなければ繰り返しになってしまうでしょう。なんとかしなければいけません。1人は合宿中に足を痛めてそのまま。もう一人は腰の痛み。さらにもう一人はふくらはぎのハリ。6人しか男子で練習をしていないのですがそのうち4人は走れない。うーん、考えものですね。

女子はまずまずでした。3年生が一人は練習に参加していますがこちらは比較的順調。まだまだやらないといけないことはありますが動き的には改善されてきています。チーム内で一番順調なのではないかという気がします。今のメンバーの中で最も持ちタイムが良い高跳び選手、今はチーム内で一番下です。どうなんでしょうか。なかなか動きが変わりません。力の方向がズレる事と苦しくなるとそれだけでいい練習ができなる事が一番の原因だと思います。なかなか辛い状態ですね。女子のリレー、昨年とは状態が大きく違いますが上手くいけば48秒台も可能な水準だと考えています。まだまだ届きませんが。

こんな状態だったので走るメニュは並走と60mで終わりにしました。やっても仕方ない。切り替えてトレーニングへ。が、このトレーニングに移ってすぐに今度は女子が1人脚を痛める。この子も合宿中に足を痛めていたのですが今度はシャフトのスキップで痛めました。力的には今の女子で一番強い。かなりの確率で県で戦える水準になると思っています。しかし、故障が多い。シンスプリントなども含めるとずっと怪我をしている状態です。この子が飛躍的に伸びないとリレーで戦うというのは難しいのですが。結局身体を緩める時間に充てさせました。他の者はトレーニングを継続。

予定とは全く異なる練習内容となりました。練習終了もかなり早くなりました。仕方ありません。ケアを含めてやるべきことをしっかりとやるように指示。土曜日の午後と日曜日をどのように使うのかです。治療に行けるのであれば絶対に行くこと、家での過ごし方を考えることをしつこく話しました。家でゴロゴロしているだけで疲労は抜けません。練習をするために何をするかだと思っています。

力自体は確実に上がっていると思うのですが。あとは練習を継続できるかどうかと時間的に間に合うかだけでしょうか。各自の取り組みの成長を期待したいと思います。
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