合宿2日目。この日も朝から天気も良く暖かい一日でした。冬という感じがしないくらい暖かい。ずっとこのくらいの天気が続けば良いのですが。
練習開始前にうちの選手に話をしました。前日の練習では声を出すことをしていました。こちらが声を出すように話をしていますから当然といえば当然です。しかし、本当にそれがメインとなっています。声を出すために合宿に参加したわけではありません。強くなるために参加しているのです。声を出すというのはあくまで雰囲気を良くするための手段の一つです。日誌を見てもきちんと考えて行動している者が少ない。ここに取り組みの全てが現れると思います。声を出すことを意識してやった。明日はもっと出したい。この程度のことを書いているようでは練習の効果は出ないと思います。目的意識を持って取り組まなければいけない。どれだけ伝わるでしょうか。
この日の練習は午前は走り中心となりました。アップでは身体ほぐしと馬跳びなどを行いました。元々暖かかったのもありすぐに薄着で走れる状況となりました。馬跳びの距離が長いので終わる頃には汗をかいていました。とても1月とは思えません。
そこからは走りのための動きづくり。前日と同じように腿上げを中心にやっていきました。腿上げから走りにつなげて行く。かなりの時間ここに使いました。私も見ながら指摘する役割を果たしていきました。他の先生に指導をお願いしているのでサポートくらいはしないと申し訳ないですから。ある程度やってから走り込みへ。午前中は長めの距離を走りました。普段はあまりやらない練習なのでこういう機会に短長的な練習をするというのは大切なことだと思います。自分達は長い距離を走らないという「決めつけ」を抜け出すことも必要。基本的にはスピード重視ですが、やはり限界を超えてスピードを持続する練習も必要です。
メニュー的には250m-200m-150m-100mを40秒レストで。セット間は12分くらいだったでしょうか。このメニューを時間が許す限りです。かなりの量を走ったと思います。一応ぐったりした様子を載せておきます。
この練習が始まる頃、練習場所にお客さんがいらっしゃいました。最初誰だか分かりませんでした。挨拶をされて顔をみると学生時代の先輩でした。Facebookで合宿をやっていることを載せていたのでそれを見てわざわざ足を運んでくださったとのことです。いや、本当に懐かしい。学生時代私と同じヨンパを専門にされていた先輩で大学は違いますが大会では何度も同じレースを走っていた方です。私が大学4年生の時に広島から山口に就職で来られて、その時にあって以来ですから16年ぶりくらいでしょうか。お互いに近況報告をすることができました。また一緒に食事をしようという約束をしました。陸上競技をやっていたおかげで学年も県も越えて付き合うことが出来るというのは本当にありがたいことです。競技に感謝したいですね。
ということで走り込みはそれなりにしか見ていません(笑)。まずまず走れていたのではないでしょうか(笑)。
午後は坂道を使っての練習。最初に芝生の坂を使っての練習。バウンディングをしたりスキップ走をしたりと環境を最大限に使いながらの練習です。普段学校ではこのような環境はありません。坂のアスファルトでバウンディングする勇気がない(笑)。セミナーパークは最高の環境が整っていますね。
その後は階段トレーニング。これは私も初めて見る練習なので練習の意図を汲み取るようにしました。なんのためにその動きをしているのかを細かく打ち合わせしてから練習を始めているわけではありません。サポートする者がそれを見て判断するしかありません。ある意味、見る目を養わないといけません。試されています(笑)。意図を汲み取ることはできたと思います。場所的に狭いので指導されている方が下で細かく指示を出すのは難しくなります。私は階段の上側で動きが出来ていない選手にあれこれ補足をするようにしていました。動きの特性や狙いを意識させて練習をすることで効果は格段と高まります。
見ているとなかなかやろうとしている動きが出来ない者がいます。普段やらない動きだから出来ないのか、筋力的に出来ないのか、感覚が分からないのか。どれが原因か分かりません。意図する動きを意識するというのはこちらが考えるより難しいのかもしれません。これから先の指導の中で確実に生きてくる経験だと思います。なぜ出来ないのかをしっかりと判断できるようになりたいと思います。
そこの階段から移動して幅が広い階段へ。ここでも同じ動きをしていきました。選手には分からないかもしれませんが、すごく効果があると感じました。前の階段はかなり狭い幅でした。次の階段は広い。これが何を意味するのか?走りの中で感じる事ができればスゴい良い動きになると思います。ジャンプのような動きが多いので足にかかる負担は大きいかもしれません。それでも集中的にやるというのは確実に身につきます。階段をケンケンで上がる、横向きで階段に近い脚を引き上げながら腿上げをする。小さい重心移動から大きな重心移動へ。これで重心移動とフォローレッグを上手く使って前に進む感覚を作る。本当に勉強になります。
目的が同じでもそこにたどり着くための方法論は幾つもあります。指導者はその引き出しを多く持っておく必要があると思います。一つの手段では力が引き出せないかもしれませんが同じ目的を果たすために異なる方法でやればまた違ってくると思います。他の指導者の指導をじっくりと見ていくことで学べます。
かなり足にダメージがあったと思いますが最後に平地で走ることに。動きだけで終わるのではなくやはり走りにつなげて終わる。うちの選手、数人かなり良い動きをしていました。暗くなっていたから速く見えたのかもしれませんが(笑)。ダメージがあったとしても良い動きが出きれば進むのです。
本当に良い勉強になりました。私個人にとっても本当に良い一日でした。感謝。
練習開始前にうちの選手に話をしました。前日の練習では声を出すことをしていました。こちらが声を出すように話をしていますから当然といえば当然です。しかし、本当にそれがメインとなっています。声を出すために合宿に参加したわけではありません。強くなるために参加しているのです。声を出すというのはあくまで雰囲気を良くするための手段の一つです。日誌を見てもきちんと考えて行動している者が少ない。ここに取り組みの全てが現れると思います。声を出すことを意識してやった。明日はもっと出したい。この程度のことを書いているようでは練習の効果は出ないと思います。目的意識を持って取り組まなければいけない。どれだけ伝わるでしょうか。
この日の練習は午前は走り中心となりました。アップでは身体ほぐしと馬跳びなどを行いました。元々暖かかったのもありすぐに薄着で走れる状況となりました。馬跳びの距離が長いので終わる頃には汗をかいていました。とても1月とは思えません。
そこからは走りのための動きづくり。前日と同じように腿上げを中心にやっていきました。腿上げから走りにつなげて行く。かなりの時間ここに使いました。私も見ながら指摘する役割を果たしていきました。他の先生に指導をお願いしているのでサポートくらいはしないと申し訳ないですから。ある程度やってから走り込みへ。午前中は長めの距離を走りました。普段はあまりやらない練習なのでこういう機会に短長的な練習をするというのは大切なことだと思います。自分達は長い距離を走らないという「決めつけ」を抜け出すことも必要。基本的にはスピード重視ですが、やはり限界を超えてスピードを持続する練習も必要です。
メニュー的には250m-200m-150m-100mを40秒レストで。セット間は12分くらいだったでしょうか。このメニューを時間が許す限りです。かなりの量を走ったと思います。一応ぐったりした様子を載せておきます。
この練習が始まる頃、練習場所にお客さんがいらっしゃいました。最初誰だか分かりませんでした。挨拶をされて顔をみると学生時代の先輩でした。Facebookで合宿をやっていることを載せていたのでそれを見てわざわざ足を運んでくださったとのことです。いや、本当に懐かしい。学生時代私と同じヨンパを専門にされていた先輩で大学は違いますが大会では何度も同じレースを走っていた方です。私が大学4年生の時に広島から山口に就職で来られて、その時にあって以来ですから16年ぶりくらいでしょうか。お互いに近況報告をすることができました。また一緒に食事をしようという約束をしました。陸上競技をやっていたおかげで学年も県も越えて付き合うことが出来るというのは本当にありがたいことです。競技に感謝したいですね。
ということで走り込みはそれなりにしか見ていません(笑)。まずまず走れていたのではないでしょうか(笑)。
午後は坂道を使っての練習。最初に芝生の坂を使っての練習。バウンディングをしたりスキップ走をしたりと環境を最大限に使いながらの練習です。普段学校ではこのような環境はありません。坂のアスファルトでバウンディングする勇気がない(笑)。セミナーパークは最高の環境が整っていますね。
その後は階段トレーニング。これは私も初めて見る練習なので練習の意図を汲み取るようにしました。なんのためにその動きをしているのかを細かく打ち合わせしてから練習を始めているわけではありません。サポートする者がそれを見て判断するしかありません。ある意味、見る目を養わないといけません。試されています(笑)。意図を汲み取ることはできたと思います。場所的に狭いので指導されている方が下で細かく指示を出すのは難しくなります。私は階段の上側で動きが出来ていない選手にあれこれ補足をするようにしていました。動きの特性や狙いを意識させて練習をすることで効果は格段と高まります。
見ているとなかなかやろうとしている動きが出来ない者がいます。普段やらない動きだから出来ないのか、筋力的に出来ないのか、感覚が分からないのか。どれが原因か分かりません。意図する動きを意識するというのはこちらが考えるより難しいのかもしれません。これから先の指導の中で確実に生きてくる経験だと思います。なぜ出来ないのかをしっかりと判断できるようになりたいと思います。
そこの階段から移動して幅が広い階段へ。ここでも同じ動きをしていきました。選手には分からないかもしれませんが、すごく効果があると感じました。前の階段はかなり狭い幅でした。次の階段は広い。これが何を意味するのか?走りの中で感じる事ができればスゴい良い動きになると思います。ジャンプのような動きが多いので足にかかる負担は大きいかもしれません。それでも集中的にやるというのは確実に身につきます。階段をケンケンで上がる、横向きで階段に近い脚を引き上げながら腿上げをする。小さい重心移動から大きな重心移動へ。これで重心移動とフォローレッグを上手く使って前に進む感覚を作る。本当に勉強になります。
目的が同じでもそこにたどり着くための方法論は幾つもあります。指導者はその引き出しを多く持っておく必要があると思います。一つの手段では力が引き出せないかもしれませんが同じ目的を果たすために異なる方法でやればまた違ってくると思います。他の指導者の指導をじっくりと見ていくことで学べます。
かなり足にダメージがあったと思いますが最後に平地で走ることに。動きだけで終わるのではなくやはり走りにつなげて終わる。うちの選手、数人かなり良い動きをしていました。暗くなっていたから速く見えたのかもしれませんが(笑)。ダメージがあったとしても良い動きが出きれば進むのです。
本当に良い勉強になりました。私個人にとっても本当に良い一日でした。感謝。